1日を全録する③ TIPS(Obsidianとの連携)
最後にObsidianとの連携を書いていきます。
こちらはまだ試用中のため、決定版とはいかないです。
まずはObsidianについて
メモとクエリの集合です。メモをクエリでつなぎ、色々便利にしよう、という思想のメモアプリです。Evernoteなどの既存のメモアプリと違うのは
- タグやフォルダ分けなどを意識する必要はない(どうせクエリとバックリンクで探す)
- バックリンク(リンクする、のではなく被リンクでノードを表現する)
といったところです。
このObsidianには興味深いプラグインが多数あるのですが、自分が使うことにしたのはこの3つでした。
Calendar
Templater
Tasks
です。順番に簡単に紹介します。
Calendar
Daily Notesをカレンダーで探したり作ったり出来るようにするプラグインです。
Templater
新規ノートの作成時、もしくはAlt + R でNote内にあるテンプレートエンジンを評価します。
1度評価されると文字列に置き換わります。
Tasks
こちらのTaskですが、必要なTaskを書き出すのではなく、クエリとして実行するプラグインです。
こんな感じでTaskを書くと、
こんな感じで評価されます。もちろんクエリを実行した後はチェックすることでdone / undoneを
切り替えることができます。
これが結構革命的で、どこにTask書いても良い、というハチャメチャな状況を作り出すことができます。
一緒に使う流れ
まず1日の振り返り
1日を全録し、Geminiにまとめてもらったら、Taskの起票を行います。自分の場合Ctrl + Enter
にTaskの起票を登録しているため、GeminiのSummaryの中で起票が必要なTaskを選んでCtrl + Enter
してTaskを起票します。
1日のまとめかたはこちらを参照ください。
そして次の日の最初にDailyNotesを作成する。
そして次の日にCalendarでDailyNotesを作成すると、Templaterが起動してその日やらなくてはならないことを書き出してくれます。
こちらにTemplaterを使用した自分が使用しているDaily Notesのテンプレートをおいておきます。
Zennに直書きができないのでこちらのURLを参照ください。
実際に使用してみて
実際に試すには情報漏洩など、種々の考慮すべき事柄も多いため、さすがに・・?といったところですが、Plaud NoteのようなAI NOTEはそこそこ文字起こしにかかる費用が高いため、GPUをお持ちの方は自分なりにSystem Promptをカスタマイズしてご利用されてもいいのではないでしょうか。
特にObsidianとの連携は種々の新たな運用方法が考えられると思います。
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