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VSCodeで開発サーバーを自動起動する
VSCodeを開くたびに、開発サーバー起動のコマンド(例えばnpm run dev
)を毎回手動で実行していて面倒だなと思っていたのですが、調べたところ、プロジェクトフォルダが開かれたタイミングで開発サーバーを自動起動させることができたので、手順を書いておきます。
手順
1. VSCodeのタスクを作成する
VSCodeには、タスクという機能があるのですが、この機能を使います。タスクは、tasks.json
というファイルに記述します。このファイルは、プロジェクトフォルダ直下の.vscode
ディレクトリの中に配置します。
内容は、以下のように記述します。
.vscode/tasks.json
{
"version": "2.0.0",
"tasks": [
{
"type": "npm",
"script": "dev",
"problemMatcher": [],
"label": "npm: dev",
"runOptions": {
"runOn": "folderOpen" // ここがポイント
}
}
]
}
上記の例では、npm run dev
というコマンドを実行するタスクを作成したことになります。
そして、今回のポイントは"runOn": "folderOpen"
の部分です。
これを書くことで、プロジェクトフォルダを開いたときに、自動でこのタスクが実行されます。
2. 自動実行を許可する
次に、自動実行を許可します。
コマンドパレット(command + shift + P)を開いて、
Tasks: Manage Automatic Tasks in Folder
を入力(選択)して、
Allow Automatic Tasks in Folder
を選択します。
これで完了です。
VSCodeを一旦閉じてから再度開くと、TERMINALの部分に、指定したコマンドが自動実行されているはずです。
おわりに
今回は、開発サーバーの自動起動ということで書きましたが、実際には任意のコマンドを実行できるので、色々なことに応用できそうです。
参考
Discussion