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Unity自作パッケージの作り方
Unityの自作パッケージを作ろうと思い立ち、調べてみたので備忘録として残します。
本記事では、適当なスクリプトを1つ入れた、簡易的なパッケージを作ります。
まず、Unityプロジェクト内に、Packages
というフォルダが既に存在しているはずなので、
その中に以下のような構成を作ります。
(Unity上からでは操作できないので、Finderなどから操作します)
Packages
└── TestPackage
├── package.json
└── Scripts
└── TestScript.cs
TestPackage
のフォルダ名は、パッケージ名にしておくのが良いと思います。
以下は、package.json
の例です。
package.json
{
"name": "jp.haribou.test_package",
"version": "0.1.0",
"displayName": "TestPackage",
"description": "This is a test package",
"unity": "2020.3"
}
displayName
がパッケージ名になります。
以下は、TestScript.cs
の例です。
TestScript.cs
using UnityEngine;
namespace TestPackage
{
public class TestScript : MonoBehaviour
{
void Start()
{
Debug.Log("Hello World");
}
}
}
この状態でUnityを開くと、Packages
内に、
今作成したTestPackage
フォルダが表示されます。
次に、アセンブリ定義を作成します。
Unityの画面を開き、TestPackage > Scripts
フォルダに移動し、
右クリックして 作成 > アセンブリ定義
を選択します。
アセンブリ定義の名前は、取り急ぎそのままで大丈夫です。
以上でパッケージ作成は完了なので、
あとは、TestPackage
フォルダを、GitHubなどにpushすればOKです。
補足: パッケージの使い方
作成したパッケージを、他のUnityプロジェクトで使いたいときは、以下の手順で使うことができます。
-
ウィンドウ > Package Manager
で Package Managerのウィンドウを開く - 左上の
+
ボタンを押す -
Add package from git URL
を選択 - GithubリポジトリのURL(
https://~~.git
)を入れる
GithubリポジトリのURL
以上です。
参考
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