Hey-ya | あなたに寄り添うマルチエージェントAIコーチングアプリ
プロジェクト概要
Hey-yaは、20〜40代の「成長したいが、忙しさや情報過多でセルフマネジメントに課題を抱える個人」を対象にした、マルチエージェントAIコーチングアプリです。従来の単一AIチャットボットでは実現が難しかった「継続可能な習慣化支援」「キャリアとライフバランスを横断した伴走」を、専門分野別のAIコーチがチームで支援することで実現します。
ユーザーが抱える未解決課題
- 自己内省の継続が難しい: 従来の自己啓発アプリはモチベーションの維持に失敗し、三日坊主で終わるケースが多い。
- 行動と目標の紐づけが弱い: タスク管理ツールとライフゴールが分断され、優先順位の判断が場当たり的になる。
- 感情や状況に寄り添った伴走者がいない: テンプレート的なアドバイスではなく、文脈を理解したコーチングが求められているが、人的コーチには費用や時間の制約がある。
基本的な技術構成
フロントエンド: html/css/alpine.jsを使って薄く用意
バックエンド: FastAPI, Cloud Run
データベース: ユーザー情報はFirestore, 会話セッションの保存にはVertexAiSessionService
認証: Firebase Auth
その他使用したGoogle Cloudのツール:
Cloud Build, Secret Manager, Vertex Ai
主な画面と機能
ダッシュボード
目標管理
タスク管理
メモ
週ごとのフィードバック
AIコーチとのチャット
ソリューションと特徴
マルチエージェントによる多角的なコーチング
ADKのsub_agents機能を使うことにより、状況にあったAIコーチが発言
ユーザーの目標やメモやプロフィール、タスクを考慮したパーソナライズドされたコーチング
SequentialAgentによりAIコーチの発言に必要な事前処理の定義を実現
目標・メモ・プロフィール・タスクなどそれぞれの取得専用AgentがFirestoreから必要な情報を取得し、そのデータを元にAIコーチが発言します。
メモ取得AgentはvertexaiのTextEmbeddingModel("gemini-embedding-001”)を活用し
Firestoreに保存されたメモから話題に関連するもののみをピックアップします
過去の会話を記憶し、長期的かつ文脈に沿ったコーチング
VertexAiMemoryBankServiceを使用することにより、既存の会話セッションで覚えておく必要のある内容を自動的に記憶することができます。
また、VertexAiSessionServiceの活用により、DBを用意せずに会話情報を管理することでスムーズに開発できました。
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