【資格】【PHP】PHP7技術者認定初級試験で満点取れなかったけど合格できた話
正式名称、PHP7技術者認定初級試験。PHPプログラミングの言語仕様に加え、実用的なプログラミングテクニックの知識を問う試験。
資格は一定の指標にもなるし、PHP触って半年ほど経ってちょっと理解が進んだのもあったので、一度ここで取っておこうと思い受験。
結果
評価得点:850点(1000点中、合格評価得点:700点)
試験は60分で40問。その場で結果が分かる。
ホンマは満点取れるかと思ったが無理だった。まずまずの結果。受かったからヨシ!
勉強法
黒本「徹底攻略PHP7技術者認定[初級]試験問題集」を3周ほど。試験内容をここで把握し、分からない用語や概念の確認を徹底した。
同期に教えてもらった模擬問題も2周ほど解いた。本番の問題はこちらの方が雰囲気は近い。登録したメールアドレスに回答が送られてくるシステムになっている。無料で使える。公式も認めている。
黒本の雰囲気に慣れてしまうと本番ちょっと戸惑うと思うので目を通しておくべし。
勉強時間は正確に測ってないけど20~30時間ほど。
試験を受けるには試験会場を予約して、受験料を支払。日時を確定させた後にOdysseyIDを登録する必要がある。会場予約・受験料の支払いには締切日があるので余裕を持って申し込むべし。
所感
業務知識+PHPの基礎知識を黒本で確認すれば十分合格は可能。
しかしコマンドや関数の意味、使い方まで理解しておかないとスムーズに解けない問題もあるので、細部まで確認する必要がある。
公式に点数配分が記載されてあるが、Webフォームの作成・データベースの配点が少し高い。だがあまり気にせず全体的に細部まで確認すればよい。
$_SERVERスーパーグローバル配列の要素の詳細、PHPからデータベースにアクセスするためのインターフェースであるPDO(PHP Data Objects)の概念・データベース接続の書式、とかね。
個人的には、PHPUnitのコマンドをもう少し確認しておきたかった...
PHPは型定義が緩いので言語仕様としては比較的難易度が高くない言語ではあるが、資格の内容は業務で使わない知識も出題される。ただ時間をかけすぎるのももったいない試験なので、短期間集中的に対策を行うことをおすすめする。
「例外は捕捉しなくてもよい」とか「Symfonyは例外でルーティングがない」といった明らかに誤りの選択肢を選ばせる問題も多いので、消去法で正解を導ける。時間は十分に余るはず。オブジェクトの操作・関数や判定により、コードを読んで何が出力されるかを問う問題を確実に取り、残りの時間で悩んだ問題を見直せば確実に合格できる試験。
今後について
初級受かったから次は上級!と思ったら。PHP7の上級試験はスキップされていた。
(2020年8月12日の投稿より)
PHP7上級試験を待たれていた方もいると思います。上級試験はPHP7をスキップし、PHP8で実施致します。(略)
確認してみると上級試験はPHP8で実施される方法で進んでいた。
すでに問題は作成済みで、ベータ試験も実施完了。2021年秋以降に通年開催を予定しているとのこと。
勉強会も今後増える見込みなのでチェックしておくか。
参考
PHPの動作確認にはOnline PHP Editorがおすすめ。バージョン別に結果が分かるのでPHP8への対応もスムーズにできるとかできないとか。
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