Microsoft Ignite 2024 Book of News ナナメ読み
Microsoft Ignite 2024 最新情報
いつもの(Book of News)
Microsoft 365 Copilot
SharePoint Agent
指定の SharePoint 内を RAG で検索してくれる Copilot (GPTsみたいなもん)
Microsoft 365 Copilot Business Chat (BizChat)
人事とか IT関係の社内専門用のCopilot でできるRAG
給与情報とかITポリシーとか手続きとかを返してくれる、入れるとだいぶ世界変わりそう
Facilitator Agent (Teams)
もうファリシはCopilotにお任せ、会議のAI要約が進化、画面共有の内容もCopilotが解説してくれる
Interpreter (Teams)
もう通訳もCopilotにさせる、来年初頭にPreviewで最初は9ヶ国語
Project Manager Agent (Planner)
MS Planner の PMO はもうCopilotでいい、タスク作成から進捗確認までCopilotが支援してくれる
Copilot Studio
個人的注目なものをいくつか
Microsoft Agent SDK
コパスタの独自カスタムAgentが作れそう、AOAIとの境界が気になるところ
音声エージェント・画像アップロード機能追加
GPT-4o Realtime Audio 対応は世界が変わりそう
AI Services 関連
Copilot Prompt Gallery
旧Copilot Lab が Copilot Prompt Gallery として進化
これは世の中的にもっと活用されるべき
C3 AI が Azure に登場
いろんな AI サービスとの Azure 連携が増えてきた
Azure AI Foundry portal
Azure AI Studio が改名
IDEやGitHubとの連携も強めるために改名してSDKも追加
AI Reports
Azure AIにAI Reportsが登場
モデルを使った開発やデプロイをする際に、いろんな情報をレポートとして出してくれる
画像コンテンツのリスク評価/安全性評価
画像コンテンツのリスク評価や安全性評価もしてくれる
これは画像系の生成AI活用をしている中ではCI/CD観点で重要なポイントなので組み込みたい
Azure AI Search
Azure AI Search 進化する
GitHub Modelsとの統合もあり
Azure AI Content Understanding
新登場
開発者がマルチモーダルAIアプリをより簡単、迅速かつコスト効率よく構築・展開できるよう支援
生成AIを活用して、文書、画像、動画、音声などの非構造化データから情報を抽出し、カスタマイズ可能な構造化出力に変換
コールセンター分析、マーケティングオートメーション、コンテンツ検索などのユースケース向けに、あらかじめ構築されたテンプレート、合理化されたワークフロー、出力をカスタマイズなどができる
Azure OpenAI Service
AOAIの gpt-4 / gpt-4o / gpt-4o-mini の微調整サポートが発表
要は Fine-Tuning が強化
Azure Local
これまでも似たようなのがあったが、要はプライベートDC版Azureの話
Microsoft Fabric
SQL Database 機能追加
Microsoft Fabric に SQL Database 機能統合
もう DB 使う分析は Fabric でなんでも、って感じになりつつある
OneLake
OneLake Calalog が登場
Purview にあったカタログ機能がFabricにも移植
組織内にどんなデータが誰持ちであるかを可視化、もう会社はOneLakeにデータを統合すべき、一覧すら自作する必要なし
※ちなみに本家は Microsoft Purview Unified Catalog に改名
SQL Server
SQL Server 2025登場
もう2025かというところ
Azure SQL DBで登場している機能の追加に加え、AIとの連携強化もあり
Microsoft 365
Microsoft Teams
多言語対応強化、Meetingで書き起こしが多言語対応、翻訳の仕事を減らす
振り返り内容の生成議事もマルチ言語対応
Power Platform
Power Apps
Power Apps Copilot 登場
Copilot in Power Automate に続いて登場した模様
Microsoft Intune
macOS とかも強化されるってよ
Windows向けのコア・デバイス・ハードウェアのインベントリ機能を、iOS、Android、macOS、Linuxデバイスに拡張
WSLもIntune制御できるようになるらしい
Docker民としては、情シスにはあまりWSLには利用制限かけて使えないようにすることとはかしないで欲しいけど、エンプラ企業としては一定の制御はかけても良さそう
Microsoft Entra
Microsoft Entra Internet Access
VPNレスにしつつ、VPNでやれることとNetskope Advanced Threat Protectionの機能を合体できる
今はプライベートプレビューだけどNetskope Advanced Threat Protection と連携できるらしいから、ガチで模索したいところ
Windows
Windows Hello
Windows Hello がパスキー対応、これは助かる
Windows 365 Link
シンクラ用Windows 365接続端末、VDI専端末を思い出すなあ
Windows Copilot Runtime
Windows Copilot にも SDK が登場、ガチで SLM レベルのローカルデバイス活用の世界が広がりそう