Microsoft Build 2022 付近で発表された Azure Cosmos DB 関連アップデートまとめ
この記事について
この記事では、2022/5/25 〜 2021/5/27 (日本時間) で開催された Microsoft Build 2022 付近で公開された Azure Cosmos DB 関連のアップデート情報について触れていきます。
(随時、更新予定です)
公式情報
公式情報については、以下を参照してください。
Microsoft Build 2022 Book of News
Azure Cosmos DB Blog
Azure Updates
Public preview: Azure Cosmos DB API for MongoDB data plane RBAC
Public preview: Enhanced elasticity features for Azure Cosmos DB
General availability: Azure Cosmos DB Python SDK async IO support
今回触れるアップデートの一覧
- 一般提供開始 (GA)
- Python SDK での async IO が正式対応
- Try Azure Cosmos DB Free の 30 日無料内容が拡張
- パブリックプレビュー
- MongoDB API が Azure RBAC に対応
- MongoDB API でも継続的バックアップとポイントインタイムリストアが登場
- サーバレスコンテナーの最大容量が 1 TB に上昇
- 階層パーティションキーの登場
- バースト容量のサポート
- パーティション統合をサポート
- パーティション間でのスループット再分散をサポート
- Azure Cosmos DB Linux Emulator で MongoDB API をサポート
一般提供開始 (GA)
Python SDK での async IO が正式対応
Python SDK の 4.3.0 が正式登場し、async IO がサポートされました。
async IO の詳細については、過去記事を参照してください。
Try Azure Cosmos DB Free の 30 日無料内容にバックアップ系の機能が追加
Try Azure Cosmos DB Free の内容が拡張されたとのこと。
パブリックプレビュー
機能を試すには、サブスクリプションでプレビュー機能有効化が必要です。
MongoDB API が Azure RBAC に対応
MongoDB API でも継続的バックアップとポイントインタイムリストアが登場
Azure Cosmos DB for MongoDB API でも、以下のオプション選択を無料で行うことができるようになったとのことです。
※オプション選択が無料でできるだけで、一般提供開始 (GA) したら変わるかも。パプリックプレビュー中は無料のはず。
- 7 日間の継続的バックアップ
- 7 日間のポイントインタイムリストア
サーバレスコンテナーの最大容量が 1 TB に上昇
階層パーティションキーの登場
バースト容量のサポート
パーティション統合をサポート
パーティション間でのスループット再分散をサポート
Azure Cosmos DB Linux Emulator で MongoDB API をサポート
Azure Cosmos DB Linux Emulator で MongoDB API がサポートされるようになりました。
起動時の環境変数で AZURE_COSMOS_EMULATOR_ENABLE_MONGODB_ENDPOINT
を追加することで、3.2 / 3.6 / 4.0 バージョンの Azure Cosmos DB for MongoDB API のエミュレータ環境を作成できるようになっています。
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