VS CodeでSpring Bootプロジェクトの作成
タイトル通り、Spring BootのプロジェクトをVS Codeで作成してみた備忘録を記載します。Batchの場合も基本的に手順は同様のはず。
試した時のバージョンなど
項目 | バージョン |
---|---|
VS Code | 1.74.3 |
Spring Boot | 2.79 |
Java | 17 |
Windows | 10 |
準備
ソフトウェアのインストール
VS Code、JavaのJDK等については事前にインストールが済んでいるものとします。
入れてない場合は、適当にこの辺↓から取得してインストールします。
VS Code拡張機能のインストール
以下のVS Code拡張機能をインストールします。
Spring Bootプロジェクトの作成
VS Code上で、以下の手順を実施します。
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Ctrl + P を押してコマンドパレットを表示(以降、コマンドパレット上で作業を進めていくことになります。)
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>Spring Initializrと入力
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表示された候補から「Create a (Maven | Gradle) Project」を選択(本記事ではGradle Projectを選択)
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2.79を選択(これもお好みで)
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Javaを選択
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Group IDを入力(パッケージ名の一部になる)
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Artifact IDを入力(これもパッケージ名の一部になる)
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Jarを選択
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17を選択
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利用したいライブラリを選択して、Enter
今回は以下のライブラリをインストールします。
- Spring Boot DevTools
- Lombok
- JDBC API
- Spring Data JDBC
- H2 Database
- Thymeleaf
- Spring Web
- Spring Batch
(今回はライブラリを入れる必要は無いのですが、書籍などのハンズオンなどを進める際には、概ねこのあたりのライブラリを入れることが多いと思うので、備忘録の意味合いで記載。)
Enterを押すとエクスプローラが開くので、プロジェクトの作成先ディレクトリを選択して「Generate to this folder」
プロジェクトを開く
作成したフォルダをVS Codeで開き、VS Code上のExplorerで、以下のファイルを探して開きます。
src/main/java/com/example/demo/DemoApplication.java
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右上の▷ボタンを押してRun
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ブラウザを開いて、http://localhost:8080 へアクセス
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こんなページが表示されるはず
コントローラ等を何も作成していないのでエラーページが表示されますが、ここからVS Codeを使ってSpring Boot、あるいはBatch等の開発を進められるはずです。
また、上記の作業を行うだけでGo to Definition(F12)を使った参照先のライブラリのクラスを閲覧、Source Actionでメソッドのテンプレートを自動生成、デバッグ実行、なども行えるようになりました。私はEclipseからの移行組なのですが、現状特に困らずVS Codeでの開発を進められています。
参考サイト
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