Google Cloud consoleのAPIに対する知見

概要
GoogleのAPIが便利らしいと聞いて色々触ってみたので、その知見たちの集合体です。
将来的にAPIに課金する可能性が出た時に参考にできるようにまとめてあります。
感触的にどれかAPIに触れると他のAPIにも容易に手が出せるようになるっぽい。
結論
Googleが提供するサービスのデータ、こんなに簡単に取得できるのはありがたすぎる。
趣味や学生レベルなら課金は基本必要ないけど、大量データを取得したいなら課金は必須っぽい。

Google Cloud consoleとは何か
APIを利用したい時に必ず開くであろうGoogle Cloud Console。
ざっくり説明すると、「APIキーや利用しているAPIの使用状況モニタリング、さまざまな設定を変更したりがまとめてできちゃう便利なもの」って感じらしい。GoogleのAPIを利用するならここで使用状況見たり、APIキーを発行したり、APIを有効化したり、基本の設定は全部できるよってことらしい。
細かく丁寧に全部書かれている↓

APIの使い方(ざっくり)
既に多くの記事で記述されているのでざっくり説明。
- Google Cloud PlatformにGoogleアカウントでログインする
- プロジェクトの作成、あるいはプロジェクトの選択
- 固定されたプロダクトから「APIとサービス」に移動
- 認証情報から、新規でAPIキーを取得
- ライブラリから利用したいAPIを検索して有効化
- PythonならGoogle Colaboratoryとかで利用

課金について
無料版でも十分に使えるが、大量にリソースを消費する場合は課金が必要。
APIごとに無料の範囲で使える量が決まっているので、よく調べてから課金するかは決めるべき。
例えば、Custom Search JSON APIだと料金の箇所で以下のように言及されている。
Custom Search JSON APIでは、1日あたり100件の検索クエリを無料で利用できます。これを超えて必要な場合は、API Consoleでbillingをお申し込みいただけます。追加リクエストの料金は、クエリ1,000クエリあたり$5です(1日あたり1万クエリまで)。
1日あたり10,000件を超えるクエリが必要で、プログラム可能検索エンジンで検索するサイトが10件以下の場合は、1日あたりのクエリ数の上限がないCustom Search Site Restricted JSON APIをご検討ください。
課金する場合はGoogleアカウントに請求先アカウントを追加しておけばそこから勝手に引き落とされるらしい。要クレジットカード。
とりあえず、学生とか趣味の範囲でやっている人はむやみに請求先アカウントを追加しないのが吉かも。

APIキーの注意点
APIキーは何も制限しないと第三者に悪用される可能性があるので、利用可能なAPIを制限するなりして勝手にリソースを消費されないように対策しておくと良い。一番いいのはIPアドレスによる制限だと思われる。
現段階での自身の対策法は、実行するAPIごとにAPIキーを分けること。以下のような感じ。