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Firebase AnalyticsとBigQueryで日別のアプリバージョン情報を取得する方法
Firebase AnalyticsのデータをBigQueryと連携させることで、詳細なデータ分析を行うことが可能です。今回は、個々のユーザーの日別のアプリバージョン情報を取得する方法を紹介します。
1. FirebaseとBigQueryの連携
まず、Firebaseコンソールから該当するプロジェクトの「設定」に移動します。そこからBigQueryの連携を設定し、Firebase Analyticsのデータが自動的にBigQueryにエクスポートされるようにします。
2. BigQueryでの照会
BigQueryのコンソールに移動して、エクスポートされたデータセットを選択します。その後、以下のSQLクエリを使用して、日別のアプリバージョン情報を取得します。
WITH daily_versions AS (
SELECT
user_pseudo_id,
user_id,
event_date,
app_info.version AS app_version
FROM
`YOUR_PROJECT_ID.YOUR_DATASET_ID.YOUR_TABLE_PREFIX*`
WHERE
_TABLE_SUFFIX BETWEEN 'start_date' AND 'end_date'
)
SELECT
user_pseudo_id,
user_id,
event_date,
app_version
FROM
daily_versions
GROUP BY
user_pseudo_id,
user_id,
event_date,
app_version
ORDER BY
user_id,
event_date;
注意: 上記のクエリの中で、YOUR_PROJECT_ID
, YOUR_DATASET_ID
, YOUR_TABLE_PREFIX
, start_date
, および end_date
は、あなたのプロジェクトに合わせて適切な値に変更してください。user_id
は、設定している場合にのみ利用してください。
3. 結果の確認
上記のクエリを実行すると、指定した期間中のユーザーごと、日ごとのアプリのバージョン情報が得られます。これを利用して、特定のアプリのバージョンに関連する問題や挙動を分析することができます。
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