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Firebase AnalyticsとBigQueryで日別のアプリバージョン情報を取得する方法

2023/08/29に公開

Firebase AnalyticsのデータをBigQueryと連携させることで、詳細なデータ分析を行うことが可能です。今回は、個々のユーザーの日別のアプリバージョン情報を取得する方法を紹介します。

1. FirebaseとBigQueryの連携

まず、Firebaseコンソールから該当するプロジェクトの「設定」に移動します。そこからBigQueryの連携を設定し、Firebase Analyticsのデータが自動的にBigQueryにエクスポートされるようにします。

2. BigQueryでの照会

BigQueryのコンソールに移動して、エクスポートされたデータセットを選択します。その後、以下のSQLクエリを使用して、日別のアプリバージョン情報を取得します。

WITH daily_versions AS (
  SELECT
    user_pseudo_id,
    user_id,
    event_date,
    app_info.version AS app_version
  FROM
    `YOUR_PROJECT_ID.YOUR_DATASET_ID.YOUR_TABLE_PREFIX*`
  WHERE
    _TABLE_SUFFIX BETWEEN 'start_date' AND 'end_date'
)

SELECT
  user_pseudo_id,
  user_id,
  event_date,
  app_version
FROM
  daily_versions
GROUP BY
  user_pseudo_id,
  user_id,
  event_date,
  app_version
ORDER BY
  user_id,
  event_date;

注意: 上記のクエリの中で、YOUR_PROJECT_ID, YOUR_DATASET_ID, YOUR_TABLE_PREFIX, start_date, および end_date は、あなたのプロジェクトに合わせて適切な値に変更してください。user_idは、設定している場合にのみ利用してください。

3. 結果の確認

上記のクエリを実行すると、指定した期間中のユーザーごと、日ごとのアプリのバージョン情報が得られます。これを利用して、特定のアプリのバージョンに関連する問題や挙動を分析することができます。

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