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Djangoのバージョンをアップデートする時に
Django をアップデートする時に注意する点についてまとめます。
Django のバージョンについて
Django は 2 年周期でメジャーバージョンが上がり、その中で例えば、3.0, 3.1, 3.2 というように 3 つのマイナーバージョンが 8 ヶ月ごとにリリースされます。
また、このうち最後の 3.2 は LTS(長期サポート)リリースであり、約 3 年間セキュリティアップデートなのどサポートが継続されます。
Supported Versions
現在(2021/02)の最新安定版は 3.1
で開発版は 3.2a1
です。
(マイナーバージョンのバージョンアップリリースをフィーチャーリリース、マイクロバージョンのバージョンアップリリースをパッチリリースとしています。)
Django のリリースプロセス
Django のバージョンアップに関するドキュメント
公式にDjango の新しいバージョンへの更新というドキュメントがあります。
リリースノートにてどのような変更が行われてきたかを確認することができます。
Django Deprecation Timelineにて削除された機能を確認することができます。
Django では機能の削除が行われる場合には最低で 1 つのフィーチャーリリース(マイナーバージョン)でそれが非推奨として警告されるようになります。
Django のバージョンアップ時の手順
大まかな手順としてはまず
にて廃止された機能を利用していないかを確認し、それがあれば対応します。
また、念の為一つのマイナーバージョンごとにアップデートを行い、
python -Wa manage.py test
PYTHONWARNINGS=always pytest tests --capture=no
などでテストを実行することで、非推奨機能が利用されていた場合の警告を見ることができます。
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