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RHEL に yum-cron を RPM でインストールしてメールでアップデート情報を受け取れるようにする

2022/03/28に公開

背景

AWS で EC2 インスタンスを立ち上げる際に RHEL を選択するとデフォルトのレポジトリでは yum-cron が入らないので rpm ファイルを探してきて入れる必要がありました。

やること

yum-cron の rpm のダウンロード

RPMfind と言うサイトから該当する RPM ファイルをダウンロードします。
今回は RHEL7 に入れたいので 「CentOS 7.7.1908 for x86_64」の物をダウンロードしました。

# wget https://rpmfind.net/linux/centos/7.7.1908/os/x86_64/Packages/yum-cron-3.4.3-163.el7.centos.noarch.rpm

※上記をコピーしても問題ないとは思いますが、バージョンが変わっている可能性があるので RPMfind を確認したほうが良いと思います。

yum-cron のインストール

# rpm -Uvh yum-cron-3.4.3-163.el7.centos.noarch.rpm

上記のコマンドでインストールは完了です。
初期設定はアップデートをダウンロードのみ行う設定になっているはずです。
適用まで行ってしまいたい場合は以下の設定を行ってください。

# vi /etc/yum/yum-cron.conf
--------------------------------
apply_updates = no
を
apply_updates = yes
に変更
--------------------------------

アップデート内容をメールで受け取る

せっかくなのでアップデートがある場合に所定のメールアドレスで受け取れるように設定します。

# vi /etc/aliases
--------------------------------
一番下の
#root:          marc
のコメントアウトを外し、メールを受け取りたいメールアドレスを記載する
root:           Your@EmailAddress.com
--------------------------------
# newaliases

※ vim の使い方が分からない方はvim の操作を参照してください。
※何らかの smtp サーバが入っていることを想定していますので、入っていない場合はインストールしてください。 RHEL7 ならデフォルトで POSTFIX が入っているとは思いますが。

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