Closed4

AI Agentの取っつきやすさを肌で感じた

yeyyey

課題:

「誰でも簡単に生成AIで爆速効率化」と聞くが、実際は再現性も“簡単さ”も疑問。2年間業務外で試しても、IT好きの非エンジニアには高い壁だった。

転機:

MCP登場で状況一変。“簡単かつ有用”な解が次々と現実に。

現状:

LINEヤフー・ソフトバンク、AI利用を義務化 普及に備えノウハウ蓄積
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC025OB0S5A700C2000000/

実務でもAIエージェントが当たり前になりつつあります。
今後、必要とされる業務スキルは変化すると予測されます。

例:

  • レベル1:AIエージェント操作経験:powerpoint操作 など
  • レベル2:AIエージェントカスタマイズ経験:…
  • レベル3:AIエージェント作成経験:…

検証:

以下簡単にできるかの検証をまとめていきたいと思います。

  1. 自然言語のみで、ウェブ手続きできるAI Agentをデプロイ
  2. 自然言語のみで、カレンダーを操作できるAI Agentをデプロイ

以下の縛り (導入ハードル下げるため):

  • windows OS使用
  • linux OS不使用
  • docker不使用
yeyyey

準備:windows OSでMCPの環境を整えます

非常にシンプルです。以下の4点をインストールするだけです。

  • Node.js(18.x 以上)
  • npm(Node.js に同梱)
  • VS Code(バージョン 1.102.x 以上)
  • Git (任意、あったほうが便利、本検証はある前提で進めます)

未インストールの場合は、以下の winget インストール または 公式サイトからのダウンロード により導入し、PC を再起動してください。

winget インストール

  • 管理者権限で PowerShell を起動:スタートメニュー →「PowerShell」と入力 → 右クリック「管理者として実行」
  • Node.js LTS のインストール:
winget install -e --id OpenJS.NodeJS.LTS
  • Git のインストール(任意、あったほうが便利):
winget install -e --id Git.Git
  • Visual Studio Code のインストール:
winget install -e --id Microsoft.VisualStudioCode
  • バージョン確認:
node -v
npm -v
git --version
code -v
yeyyey

検証1. 自然言語のみ、ウェブ操作できるAI Agentをデプロイ

結論:

  1. 手軽さ:ソースコードを触れることなく、驚異的な手軽さでデプロイできました。
  2. 動作:想像通りに、AIがブラウザを立ち上げ、ページ操作してくれました。
  3. 回答の正しさ:LLMの「ウェブ検索機能」では、古いキャッシュの情報を取ってくることがよくありますが、「playwright」はページ操作では、常に最新の情報を得ることができ、過程も人間の監督可能。

手順

  1. 上記で用意したvscodeでgithub copilotを利用できるように、githubのアカウントでログイン
  2. vscodeのmcp.json に以下を追記します。
"playwright": {
  "command": "npx",
  "args": ["@playwright/mcp@latest"]
}
  1. mcp.json を保存すると、「Start」ボタンが現れ、それをクリック(ボタンが表示されない場合、vscode の MCP 機能が無効化されている可能性あり。)

  2. [configue tools]ボタンをクリックし

    追加したツールが選択されていることを確認

  3. Agentモードで、利用テスト
    5.1) 以前言語で、天気調査の指示をしたら、Agentがブラウザを起動・天気予報のページに移動・内容をまとめてくれました。

    5.2) 上記ページの下部に雨雲レーダーへのリンクあったので、移動する指示したら、そのページを表示してくれました。

    5.3) 買い物の手伝いを依頼してみました。

(ルーティンの手続きも可能でしたが、簡潔さのために、省略。)

yeyyey

検証2. カレンダーを操作できるAI Agentをデプロイ

結論:

  1. 手軽さ:ソースコードをgit cloneは必要だが、かなりの手軽さでデプロイできました。
  2. 動作:カレンダーのイベントの読み書きができました。
  3. 課題:繰り返しイベントの作成と編集機能がついてないので、この要望したら、独立イベントの作成になります。

手順:

  1. 作業ディレクトリを作成(例:任意の mcp 作業用ディレクトリを指定):
$root = "$env:USERPROFILE\mcp"
mkdir $root -Force | Out-Null
cd $root
  1. ソースコードをコピー:
git clone https://github.com/cqyefeng119/Outlook_Calendar_MCP.git outlook-calendar
  1. 依存関係をインストール:
cd .\outlook-calendarnpm install

  1. 用意したvscodeでgithub copilotを利用できるように、githubのアカウントでログイン
  2. vscodeのmcp.json に以下を追記します:
{
  "servers": {
    "outlook-calendar": {
      "type": "stdio",
      "command": "node",
      "args": ["<あなたのmcp作業ディレクトリ>\\outlook-calendar\\src\\index.js"]
    }
  }
}
  1. 起動
    検証1のステップ3,4と同様のため、省略

  1. Agentモードで、利用テスト
    7.1) 複雑な条件で、イベントを作成することが可能
このスクラップは6日前にクローズされました