Closed4
AI Agentの取っつきやすさを肌で感じた
課題:
「誰でも簡単に生成AIで爆速効率化」と聞くが、実際は再現性も“簡単さ”も疑問。2年間業務外で試しても、IT好きの非エンジニアには高い壁だった。
転機:
MCP登場で状況一変。“簡単かつ有用”な解が次々と現実に。
現状:
LINEヤフー・ソフトバンク、AI利用を義務化 普及に備えノウハウ蓄積
実務でもAIエージェントが当たり前になりつつあります。
今後、必要とされる業務スキルは変化すると予測されます。
例:
- レベル1:AIエージェント操作経験:powerpoint操作 など
- レベル2:AIエージェントカスタマイズ経験:…
- レベル3:AIエージェント作成経験:…
検証:
以下簡単にできるかの検証をまとめていきたいと思います。
- 自然言語のみで、ウェブ手続きできるAI Agentをデプロイ
- 自然言語のみで、カレンダーを操作できるAI Agentをデプロイ
以下の縛り (導入ハードル下げるため):
- windows OS使用
- linux OS不使用
- docker不使用
準備:windows OSでMCPの環境を整えます
非常にシンプルです。以下の4点をインストールするだけです。
- Node.js(18.x 以上)
- npm(Node.js に同梱)
- VS Code(バージョン 1.102.x 以上)
- Git (任意、あったほうが便利、本検証はある前提で進めます)
未インストールの場合は、以下の winget インストール または 公式サイトからのダウンロード により導入し、PC を再起動してください。
winget インストール
- 管理者権限で PowerShell を起動:スタートメニュー →「PowerShell」と入力 → 右クリック「管理者として実行」
- Node.js LTS のインストール:
winget install -e --id OpenJS.NodeJS.LTS
- Git のインストール(任意、あったほうが便利):
winget install -e --id Git.Git
- Visual Studio Code のインストール:
winget install -e --id Microsoft.VisualStudioCode
- バージョン確認:
node -v npm -v git --version code -v
検証1. 自然言語のみ、ウェブ操作できるAI Agentをデプロイ
結論:
- 手軽さ:ソースコードを触れることなく、驚異的な手軽さでデプロイできました。
- 動作:想像通りに、AIがブラウザを立ち上げ、ページ操作してくれました。
- 回答の正しさ:LLMの「ウェブ検索機能」では、古いキャッシュの情報を取ってくることがよくありますが、「playwright」はページ操作では、常に最新の情報を得ることができ、過程も人間の監督可能。
手順
- 上記で用意したvscodeでgithub copilotを利用できるように、githubのアカウントでログイン
- vscodeのmcp.json に以下を追記します。
"playwright": {
"command": "npx",
"args": ["@playwright/mcp@latest"]
}
-
mcp.json を保存すると、「Start」ボタンが現れ、それをクリック(ボタンが表示されない場合、vscode の MCP 機能が無効化されている可能性あり。)
-
[configue tools]ボタンをクリックし
追加したツールが選択されていることを確認
-
Agentモードで、利用テスト
5.1) 以前言語で、天気調査の指示をしたら、Agentがブラウザを起動・天気予報のページに移動・内容をまとめてくれました。
5.2) 上記ページの下部に雨雲レーダーへのリンクあったので、移動する指示したら、そのページを表示してくれました。
5.3) 買い物の手伝いを依頼してみました。
(ルーティンの手続きも可能でしたが、簡潔さのために、省略。)
検証2. カレンダーを操作できるAI Agentをデプロイ
結論:
- 手軽さ:ソースコードをgit cloneは必要だが、かなりの手軽さでデプロイできました。
- 動作:カレンダーのイベントの読み書きができました。
- 課題:繰り返しイベントの作成と編集機能がついてないので、この要望したら、独立イベントの作成になります。
手順:
- 作業ディレクトリを作成(例:任意の mcp 作業用ディレクトリを指定):
$root = "$env:USERPROFILE\mcp"
mkdir $root -Force | Out-Null
cd $root
- ソースコードをコピー:
git clone https://github.com/cqyefeng119/Outlook_Calendar_MCP.git outlook-calendar
- 依存関係をインストール:
cd .\outlook-calendarnpm install
- 用意したvscodeでgithub copilotを利用できるように、githubのアカウントでログイン
- vscodeのmcp.json に以下を追記します:
{
"servers": {
"outlook-calendar": {
"type": "stdio",
"command": "node",
"args": ["<あなたのmcp作業ディレクトリ>\\outlook-calendar\\src\\index.js"]
}
}
}
- 起動
検証1のステップ3,4と同様のため、省略
- Agentモードで、利用テスト
7.1) 複雑な条件で、イベントを作成することが可能
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