パーソナルトレーナーがITコンサルタントに転生するまでの話
本ブログの概要
20代後半までITと無縁の生活を送ってきた私が、IT業界に入って約4年で有名外資系コンサルに転職を果たしました。
この4年間で、学歴、経歴共に無い私がどのようにキャリア作ってきたのかをお話します。
経歴
- 学生時代はスポーツに没頭(勉強も全くしていない)
- 20前後の時に交通事故でくも膜下出血を経験し、一時的に知能指数が落ちる
- 新卒から約4年間はパーソナルトレーナーに従事
- 社会人5年目からエンジニアに転職
- 30歳にて外資系ITコンサルに転職
結論
IT業界未経験、学生時代の勉強の貯蓄も皆無、そんな私がなぜ約4年間で有名外資系コンサルに転職できたのか。
結論を先にお伝えします。
「ビビらずに個性を出し、アクションし続けた」からです。
学歴もない、業界経験も浅い、人脈もない、そんな中で頼りになるのは己のみです。
1社目 派遣エンジニア
第二新卒のタイミングでジムを開業していたのですが、コロナで閉業(期間は2年間ほど)。このタイミングでエンジニアに転職しました。
もちろん、業界未経験で学歴もない私がすぐに有名企業に入れる訳ありません。
未経験エンジニアを育成して、その後企業にエンジニア派遣を行うSES企業に転職しました。
会社には申し訳ないですが、SESは働き方がどこまでいっても派遣なので、給料が上がることの期待が持てませんでした。
よって一社目では、経験を積むことにフォーカスを当て、資格や実務経験を積み、機会があればいつでも転職しようと考えておりました。
ここからが大事なポイントです。
私の場合、このSESの期間に①Azureの資格をなるべく多く取得する、②なるべく実務を行える環境に身を置くというミッションを課していました。
派遣先の企業での初仕事はほぼなく、実務経験が積めない状態であったため、転部の希望を出し、セキュリティ系のチームに再配属してもらいました。
自分のミッションを明確にして、どのように最短で達成できるか?を考えておりました。
そして、約1年で年収を100万以上上げて、次の会社へ転職しました。
ちなみにAzureを選んだ理由は配属先の企業で取得サポートをしており、初学者でも合格しやすいクラウドの資格だったからです。技術に拘らず取りやすい資格を選びました。
2社目 自社開発も行う大手SIer
Azureの資格を10つとセキュリティ部署の経験を携えて転職した先は、AWS業界でトップを誇るクラスメソッド株式会社でした。
ここでの私のミッションは「IT業界で一緒使える知識と経験を積む」ことです。
よって、クラスメソッドで与えられた業務を精一杯こなすというのが2社目でのミッションです。
ここでのポイントは「与えられた業務を」という部分です。
これは言い換えると、業務にこだわらない事と同意義になるので、好きな技術、好きなサービスを触りたいというエンジニアの方からすると、納得しずらい働き方かなと思います。
ただし、あくまで私の目的は、「IT業界でキャリアを作り稼ぐ」事に重点を置いていたため、与えられた仕事にまっすぐに取り組む事のみ考えてました。
また、サブミッションもあり、業務経験とエンジニアとして自身の知名度を上げる、という事も想定していたので、クラスメソッドのブログプラットフォームのdevioをフル活用して、セルフプロデュースを行いました。
全くブログを書いたことがない人生だったので、慣れるまで苦労しました。数撃ちゃ当たるの精神で、2年で150本以上執筆しました。
また、キャリアを創る上で最も大きな転機となったのが、Google Cloud Partner Top Engineerに2年連続で選出された事でした。
この賞をきっかけに社内では、Google Cloud=私、社外でも少しだけ知名度を上げることができました。
さらに登壇やGoogle関連のイベントにも積極的に参加しておりました。これも知名度や実績を証明するきっかけとなったと感じています。
2社目のクラスメソッドでの経験が、今のキャリアの大半を作ってくれました。
AWSで有名な企業ですが、Google Cloud初 め、様々なサービスを展開しているので、興味のある方は調べてみてください。
3社目 クラウド戦略コンサルタント
ここが現在です。アクセンチュア株式会社にクラウド戦略コンサルタントとして入社しました。
年収も上がり、IT業界に参入した4年前のパーソナルトレーナーであった自分(学歴も経験もない)を考えると奇跡のように思います。
長くなりましたので、今回の記事はここで終わりにしようと思います。
ある程度、私が歩んできたキャリアを背景に戦略的に知識をつける過程をご説明できたかと思います。
本来は、各会社でもっと色々な工夫をしてきましたが、それは追々ブログにしようと思います。
また、Google Cloud関連の話も今回の記事以外にも、もっとアップしていきます。
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