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リモートワーク環境 2020

2020/12/14に公開

この記事はUbiregi Advent Calendar 2020の14日目の記事です。

1日目の記事リモートワークはじめてましたで語られていますが、弊社ユビレジでは恒久的にリモートワークとなったので、僕も特に用がなければオフィスへは行かず自宅で仕事をしています。

リモートワークが始まってから、既にあるものを活用したり新たに機材を揃えたりと、自分なりに快適に開発できるように環境を構築したので、どのようなものを使っているのかをいくつか紹介しようと思います。ご自身のリモートワーク環境をより快適にしたいと言う方の参考になるかも(ならないかも)しれません。

防音室

リモートワークといえば欠かせないのがビデオ会議です。会話をする時にマイクに余計なノイズが入ってしまったら聞き取りにくくなったり不快になりますよね?そんなときには防音室が有効です。

僕の部屋にはヤマハのアビテックスと言う防音室があるので、ビデオ会議をするときには防音室の扉を閉めて外界から音を遮断した状態にしています。2畳くらいの広さなので、逆に余計な背景が映り込まないと言う利点もあります。エアコンが付いているので夏も快適です。

それなりにちゃんとした防音室だとお値段は100万円以上になると思いますが、僕の部屋は元々防音室付きなので実質無料です。こういった部屋の中に置くタイプでなくても普通の部屋自体が防音に優れている物件もあるでしょうし、外からの騒音が気になる方は引越しを考えた方が良いかもしれません。

ちなみにこの文章を書いている今、家の前の道で工事をしているのですが、流石に低音は響いてくるものの人間の声とかぶる帯域はかなり軽減されるので、会話を邪魔することはなさそうです。

椅子

良い環境といえば、部屋の次に重要なのが椅子です。1日に何時間も座りっぱなしになりますから、体調に直接響いてきます。僕はアーロンチェアを使っています。

アーロン リマスタード ライト

以前仕事で使っていたノーマルサイズのアーロンチェアだと大きいなと感じていたので、小さめのアーロン リマスタード ライトにしました。アームレストは邪魔なので付けてません。

アーロンチェアほどお値段が高くなくても良いと思いますが、一日中座っていてもお尻が痛くならず疲れず負担にならない椅子を見つけると快適な人生を送れると思います。

マイク

話はビデオ会議に戻って、機材で一番重要なのはマイクです。どれだけクリアな音声を届けられるかで快適さが変わります。通常ビデオ会議では、相手に音声が届くまでの間に圧縮されて質が落ちてしまうので、入力したそのままの音が届くわけではないのですが、圧縮されてしまうからこそ入力段階のクオリティが重要になります。

SHURE SM57

マイクは以前から持っていたものの流用なのですが、Macに入れる前のアナログの段階で簡単な音質とレベルの調整をしたかったので、そんなに値段が高くないオーディオインターフェース+αなものを探して、Q802を買いました。以前からいくつか入力をまとめたいなというのもあり、ミキサーにオーディオインターフェースが付いているものにしました。

もっとお手軽に使えるマイクとなるとUSBで直接接続できるものが候補に上がると思うのですが、そういうマイクで多いのはコンデンサーマイクなんですよね。コンデンサーマイクは繊細な音まで拾える分、余計な周りの音も拾ってしまうので、個人的にはダイナミックマイクをお勧めしたいです。僕はコンデンサーマイクも何本か持っているのですが、あえてダイナミックマイクのSM57をチョイスしています。

USB接続できるダイナミックマイクだとSHURE MV7なんかは気になりますね。あるいはヘッドセットを使うのも良いと思います。

ヘッドホン

リモートワークが始まった頃は、以前から持っていたオーディオテクニカ ATH-MSR7というヘッドホンを使っていたのですが、長時間つけるのはきつかったので骨伝導イヤホンのAFTERSHOKZ AEROPEXに変えました。

AFTERSHOKZ AEROPEX

骨伝導で耳の穴を塞がないですし、会議が終わってもつけていることを忘れてしまうくらい装着している感じがほとんどなく、とても良いです。

逆にAEROPEXの欠点を挙げておくと、以下のとおりです。

  • 低音の成分が多い男性の声を再生するとブルブル震えて気持ち悪い
  • その低音をカットできる設定はあるが、充電するとリセットされる
  • 骨伝導としては音が良いが、音楽を聴くためのイヤホンとしては音が悪い

音が悪いのを誤魔化すためか、そもそもダイナミックレンジがないからなのか、ある程度以上のレベルの音は叩き潰されて一定の音量になるので、複数人の声のレベルがバラバラでも聞きやすいです。会議のように音を情報として聞く場合には利点ですが、音楽のように音を楽しむ用途には欠点になる部分ですね。

あと、Bluetooth接続なので有線と比べて音に遅れがあるはずですが、会議で話していても特に気になったことはありません。

ちなみにブームマイク付きのヘッドセットタイプのOPENCOMMも近々発売されるようなので、それひとつで済ませるのも良いかもしれません。AEROPEXにもマイクは付いていますが耳のところで音を拾うので音が悪いんですよね。ガンマイクとかなら別ですが、基本的にマイクと音源が遠くなると音がはっきりしなくなって聞き取りにくくなるので、スピーチに関してはマイクを出来るだけ音源に近づけるのが絶対的に正義だと思います。

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