【勉強記録】コンピュータサイエンスにおける様相論理
鹿島亮さん著のコンピュータサイエンスにおける様相論理を勉強するにあたって、演習問題や分からなかった箇所、補足などを記録していく。この方が書かれた数理論理学も勉強したことがあり、とても分かりやすかったので安心して読み進めていこうと思う。
第1章 準備:命題論理
以下、断りがない限り
演習問題1.1.3
結合の強さの順に括弧でくくっていく。
演習問題1.1.6
関数型プログラマには慣れたこと!
演習問題1.1.7
以上より、任意の論理式
演習問題1.2.8
真理値表を丁寧に埋めていけば、トートロジーである論理式の列はすべて true
になる。それを確かめる。
演習問題1.2.9
(1)
-
\top\equiv p\rightarrow p
はトートロジーであるから、任意の付値関数p\rightarrow p に対してf である。また、定義からf\vDash p\rightarrow p である。以上からf\vDash\top \top\equiv p\rightarrow p~~\Box -
\bot\equiv\neg(p\rightarrow p)
より、任意の付値関数p\rightarrow p\iff\neg(\neg(p\rightarrow p)) に対してf である。したがって、 定義からf\vDash\neg(\neg(p\rightarrow p)) である。また、定義からf\nvDash\neg(p\rightarrow p) である。以上からf\nvDash\bot \bot\equiv\neg(p\rightarrow p)~~\Box -
\phi\wedge\psi\equiv\neg(\phi\rightarrow\neg\psi)
上2つのように定義の式をコネコネして示すのは難しそうなので、真理値表に頼ろう。朧げながら浮かんできた真理値表から、論理式 と\phi\wedge\psi 列のパターンが等しいので\neg(\phi\rightarrow\neg\psi) \phi\wedge\psi\equiv\neg(\phi\rightarrow\neg\psi)~~\Box -
\phi\lor\psi\equiv\neg\phi\rightarrow\psi
1つ上と同様に考えて\phi\lor\psi\equiv\neg\phi\rightarrow\psi~~\Box
(2)