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Slack vs Discord

2024/07/13に公開

Slack vs Discord: エンジニア目線での比較

エンジニアとしての仕事やプロジェクト管理には、コミュニケーションツールが欠かせません。私は副業でDiscordをつかっているので、SlackとDiscordの二つの人気ツールをエンジニア目線で比較してみようと思いました。

1. ユーザーインターフェース

Slack

  • 特徴: チャンネルベースのインターフェース。プロジェクトやチームごとにチャンネルを分けて管理できます。
  • メリット: クリーンで直感的なUI。エンタープライズ向けのデザイン。
  • デメリット: カスタマイズ性は高くない。

Discord

  • 特徴: ゲーマー向けにデザインされており、サーバーとチャンネルの構成。
  • メリット: よりカジュアルで柔軟なデザイン。ダークテーマがデフォルト。
  • デメリット: 初めて使うユーザーにはやや混乱しやすい。

2. メッセージ機能

Slack

  • スレッド機能: 特定のメッセージに対してスレッドを立て、関連する会話を一箇所に集められます。
  • リマインダー: メッセージにリマインダーを設定して、後で確認することができます。
  • ピン留め: 重要なメッセージをピン留めして、誰でもすぐにアクセス可能に。

Discord

  • スレッド機能: スレッド機能はありますが、Slackほど直感的ではありません。
  • ボイスチャンネル: 常時接続可能なボイスチャットがあり、会議やペアプログラミングに便利です。
  • リアクション: メッセージに対して簡単にリアクションを付けられます。

3. 通知機能

Slack

  • カスタマイズ性: 通知設定を細かくカスタマイズ可能。キーワード通知やチャンネルごとの通知設定ができます。
  • 集中モード: 通知を一時停止する集中モードがあります。

Discord

  • リアルタイム通知: 通知のリアルタイム性が高く、ゲーマー向けに最適化されています。
  • カスタマイズ性: サーバーごとに通知設定が可能ですが、デフォルトでは通知が多め。

4. 統合機能

Slack

  • 多くの統合先: Google Drive、Trello、GitHubなど、多数のビジネスツールと連携できます。
  • カスタムボット: 自作のボットやカスタムアプリを統合しやすい。

Discord

  • ボットの利用: カスタムボットを利用して、サーバー管理や通知などを自動化可能。
  • 統合の柔軟性: 主要なツールとの直接的な統合は少ないですが、Webhookなどで対応可能。

5. ファイル共有

Slack

  • アップロードと管理: チャンネルごとにファイルを管理し、検索も容易です。
  • ストレージ: 無料プランではストレージに制限がありますが、プレミアムプランで拡張可能。

Discord

  • ファイルサイズ制限: 無料プランではファイルサイズに上限があります(8MBまで)。
  • メディア共有: 画像や動画の共有に特化しており、プレビュー機能が充実。

6. セキュリティとプライバシー

Slack

  • 企業向けセキュリティ: エンタープライズ向けのセキュリティオプションが豊富。データ暗号化やシングルサインオン(SSO)など。
  • プライバシー: チームごとにアクセス権を細かく設定可能。

Discord

  • 基本的なセキュリティ: プライバシー設定や二要素認証(2FA)が利用可能。
  • 企業向け機能の不足: セキュリティ機能は基本的なものに留まります。

7. 価格

Slack

  • 無料プラン: メッセージの履歴が制限されており、統合も10個まで。
  • プレミアムプラン: さまざまな追加機能が利用可能。価格はユーザー数に応じて変動。

Discord

  • 無料プラン: 基本機能は無料で利用可能。ファイルサイズの制限や一部の高機能は有料。
  • Discord Nitro: プレミアム機能が使えるが、価格は比較的安価。

まとめ

Slack

  • 利点: ビジネス向けに最適化されたインターフェースと豊富な統合機能。高いセキュリティ。
  • 欠点: プレミアムプランが高価。カジュアルな利用には向かない場合も。

Discord

  • 利点: カジュアルで柔軟なインターフェース。無料で多機能。ボイスチャンネルが便利。
  • 欠点: ビジネス向けのセキュリティや統合機能が少ない。

個人的な好みではSlack圧勝ですね…

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