💬
Slack vs Discord
Slack vs Discord: エンジニア目線での比較
エンジニアとしての仕事やプロジェクト管理には、コミュニケーションツールが欠かせません。私は副業でDiscordをつかっているので、SlackとDiscordの二つの人気ツールをエンジニア目線で比較してみようと思いました。
1. ユーザーインターフェース
Slack
- 特徴: チャンネルベースのインターフェース。プロジェクトやチームごとにチャンネルを分けて管理できます。
- メリット: クリーンで直感的なUI。エンタープライズ向けのデザイン。
- デメリット: カスタマイズ性は高くない。
Discord
- 特徴: ゲーマー向けにデザインされており、サーバーとチャンネルの構成。
- メリット: よりカジュアルで柔軟なデザイン。ダークテーマがデフォルト。
- デメリット: 初めて使うユーザーにはやや混乱しやすい。
2. メッセージ機能
Slack
- スレッド機能: 特定のメッセージに対してスレッドを立て、関連する会話を一箇所に集められます。
- リマインダー: メッセージにリマインダーを設定して、後で確認することができます。
- ピン留め: 重要なメッセージをピン留めして、誰でもすぐにアクセス可能に。
Discord
- スレッド機能: スレッド機能はありますが、Slackほど直感的ではありません。
- ボイスチャンネル: 常時接続可能なボイスチャットがあり、会議やペアプログラミングに便利です。
- リアクション: メッセージに対して簡単にリアクションを付けられます。
3. 通知機能
Slack
- カスタマイズ性: 通知設定を細かくカスタマイズ可能。キーワード通知やチャンネルごとの通知設定ができます。
- 集中モード: 通知を一時停止する集中モードがあります。
Discord
- リアルタイム通知: 通知のリアルタイム性が高く、ゲーマー向けに最適化されています。
- カスタマイズ性: サーバーごとに通知設定が可能ですが、デフォルトでは通知が多め。
4. 統合機能
Slack
- 多くの統合先: Google Drive、Trello、GitHubなど、多数のビジネスツールと連携できます。
- カスタムボット: 自作のボットやカスタムアプリを統合しやすい。
Discord
- ボットの利用: カスタムボットを利用して、サーバー管理や通知などを自動化可能。
- 統合の柔軟性: 主要なツールとの直接的な統合は少ないですが、Webhookなどで対応可能。
5. ファイル共有
Slack
- アップロードと管理: チャンネルごとにファイルを管理し、検索も容易です。
- ストレージ: 無料プランではストレージに制限がありますが、プレミアムプランで拡張可能。
Discord
- ファイルサイズ制限: 無料プランではファイルサイズに上限があります(8MBまで)。
- メディア共有: 画像や動画の共有に特化しており、プレビュー機能が充実。
6. セキュリティとプライバシー
Slack
- 企業向けセキュリティ: エンタープライズ向けのセキュリティオプションが豊富。データ暗号化やシングルサインオン(SSO)など。
- プライバシー: チームごとにアクセス権を細かく設定可能。
Discord
- 基本的なセキュリティ: プライバシー設定や二要素認証(2FA)が利用可能。
- 企業向け機能の不足: セキュリティ機能は基本的なものに留まります。
7. 価格
Slack
- 無料プラン: メッセージの履歴が制限されており、統合も10個まで。
- プレミアムプラン: さまざまな追加機能が利用可能。価格はユーザー数に応じて変動。
Discord
- 無料プラン: 基本機能は無料で利用可能。ファイルサイズの制限や一部の高機能は有料。
- Discord Nitro: プレミアム機能が使えるが、価格は比較的安価。
まとめ
Slack
- 利点: ビジネス向けに最適化されたインターフェースと豊富な統合機能。高いセキュリティ。
- 欠点: プレミアムプランが高価。カジュアルな利用には向かない場合も。
Discord
- 利点: カジュアルで柔軟なインターフェース。無料で多機能。ボイスチャンネルが便利。
- 欠点: ビジネス向けのセキュリティや統合機能が少ない。
個人的な好みではSlack圧勝ですね…
Discussion