エンジニアにとって英語力が重要な理由
イントロダクション
エンジニアに英語はいらない、という意見を見たりしますが、個人的には超重要だと思っています。
英語ができるようになると、技術的な問題解決がスムーズになったり、最新の情報にアクセスできるようになったりするだけでなく、コードの質が上がったり、プログラミングという共通点で人生経験の幅を広げることができると考えています。
よく言われる、英語力がエンジニアにとって重要な理由
ドキュメントの理解や学習効率の向上や技術的な問題解決
- 公式ドキュメントや最新の技術記事を直接手に入れることができ、問題解決や新しい技術の習得が進む
- エラー文を読む力がつく
でもそれだけじゃない
コード品質の向上
英語力があると、適切な単語や文法を選び、直感的で理解しやすいコードを書くことができます。
これは、他のエンジニアと共同作業をする際に特に重要です。
例えば、関数名や変数名において、具体的で明確な単語を使うことで、他のエンジニアがコードを理解しやすくなります。
コードの可読性や保守性を向上させ、プロジェクト全体の品質を高めます。
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例:
- 悪い命名:
int lengthCar
- 説明: 英語では「長さ」よりも「車」を先に置くのが自然。
- 良い命名:
int carLength
- 説明: 英語の語順に従い、読みやすさが向上する。
- 悪い命名:
bool isCheck
- 説明: 動詞「Check」を名詞として使うのは不自然。
- 良い命名:
bool isChecked
- 説明: 「is + 過去分詞」の形式で、状態を表現するのに適している。
- 悪い命名:
int numApple
- 説明: 「num」は「number of」の略で、複数形にするのが自然。
- 良い命名:
int numApples
- 説明: 単数形と複数形を正しく使い分け、明確さを高める。
- 悪い命名:
英語力があると、正しい文法と単語選びができ、他のエンジニアが一目で理解できるコードを書くことができます。
エラーメッセージも
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例:
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悪いエラーメッセージ:
Error: Input invalid
- 説明: 「Input invalid」ではなく、「Invalid input」の方が自然です。
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良いエラーメッセージ:
Error: Invalid input detected
- 説明: 自然な英語の語順であり、何が検出されたかを明確に伝えます。
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悪いエラーメッセージ:
Error: Data save fail
- 説明: 「save fail」は不自然で、「failed to save data」の方が正しいです。
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良いエラーメッセージ:
Error: Failed to save data
- 説明: 文法的に正しく、何が失敗したかを明確に伝えます。
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他にも、
普段しない体験ができたり、共通点を生かして友達を作り、人として成長できる
英語ができれば海外への就職といったキャリアの向上も期待できますが、それだけではありません。
共通点は多い方が仲良くなれます。
お互いエンジニアという共通点があれば、共通の話題が増え、仲良くなりやすいです。
また、異文化との交流を通じて、新たな視点や経験を得ることができます。
また、政治や社会問題について、外国人とディスカッションすることで、日本ではあまり行わない深い議論を経験し、異なる視点から物事を考える力を養うことができます。
結論
英語力の向上は、エンジニアとしての成長に重要。
英語力を身につけることで、コード品質の向上や人生経験の幅が広がるといった多くのメリットを享受できる。
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