Open3

macOSでGUIがつかえるNS版Emacsを自家ビルドする

yank.nvimyank.nvim

ビルド方法

依存関係

漏れがあったらごめんなさい…。

$ brew instal make autoconf gcc texinfo

リポジトリクローン

今回はGitHubのミラーをクローン。

$ git clone --depth=1 https://github.com/emacs-mirror/emacs

ビルド

-j8の部分はお使いのMacのスレッド数に合わせてください。

./autogen.sh
./configure --with-ns --without-x
make -j8
make install

実行

nextstep/Emacs.appを起動。

✅できた


これを~/Applicationsあたりに放りこめば完成。

yank.nvimyank.nvim

ついでにSpacemacsとSKKとたわむれる

Spacemacs導入

公式にもあるように、

git clone https://github.com/syl20bnr/spacemacs ~/.emacs.d

でおわり。

行番号表示

~/.spacemacsを開いて、dotspaceemacs-line-numbersの行を

~/.spacemacs
   dotspacemacs-line-numbers t

と編集。

SKK導入

~/.spacemacsを開いて、dotspacemacs-additional-packagesddskkを追加。
これだとキーバインドが入っていないため、

~/.spacemacs
(defun dotspacemacs/user-config ()
   (global-set-key (kbd "C-x C-j") 'skk-mode)
)

としてキーバインドを登録。これでC-x C-jでSKKが起動する。

yank.nvimyank.nvim

WebKitなブラウザを導入

こちらの記事を参考にWebKitブラウザを導入する。
やり方は、ビルド時の./configure--with-xwidgetsをつけるだけ。

./autogen.sh
./configure --with-ns --without-x --with-xwidgets
make -j8
make install

あとはEmacsを起動して、M-x xwidget-webkit-browse-url(Spacemacsなら:xwidget-webkit-browse-url)でURLを入力するとブラウザが起動する。