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Figmaの基本とデザイントークンについて

2024/10/06に公開

本記事は、フロントエンジニアを対象としています。

  • デザイナーがFigmaを用いて、どのようにデザインを構成するのか
  • Figmaで生成したデザイントークンをどのように共有するか

という内容を荒く理解し、連携/協業の仕組みを模索することに役立てます

Figmaでの「コンポーネント」の基本


フレーム状態 [1]


オートレイアウトを適用した [2]


コンポーネント化された [3]


バリアントが追加されたコンポーネント


インタラクションが追加されたコンポーネント [4]


インスタンス化されたコンポーネント [5]


プレビュー(プロトタイプ)

コンポーネントは、ボタンやアイコンなど、繰り返し使用するデザイン要素の定義です。インスタンスは、そのコンポーネントから生成された実体です。

バリアブル

↓ CSSに記述する値(hex, px, rem ...etc)で指定している

プリミティブな指定

バリアブルの定義と利用

バリアブル(=変数)として定義すると、一貫性が高まります

バリアブルの定義 [6]


バリアブルでの指定

構造化されたバリアブル

デザイントークンとしての実際の運用を考慮して構造化する

デザイントークンは、ウェブサイトやアプリのデザインシステムにおいて、色、余白、フォントサイズなど、デザインの基本要素を定義し、名前をつけて管理する仕組みのことです。

意図や目的は上記のとおりですが、その具体的な手段としてDesign Tokens Format Module (草稿)(JSON)が提起されています。

Design Tokens Format Module に従い、例ではcolor/(colors/のほうがいいかも)階層を持っています

定石としては、プリミティブな指定と、意味的(セマンティック)な指定に分けるコンセプトがあります。
例としてプリミティブ→token、セマンティック→semanticTokenとしています


プリミティブな値を格納するバリアブルtoken


セマンティックな指定を行うためのバリアブルsemanticToken
tokenを参照する


semanticTokenを指定して利用する

デザイントークンの書き出し

Figmaで定義したバリアブル(=デザイントークン)を、フロントエンドで利用できるJSON形式で書き出します。

例えば Panda CSS では Design Tokens Format をプリセットやテーマとしてそのまま組み込めます [7]

プラグイン : Export Filterd Valiables

See : Export Filterd Valiables

プラグイン : Export Filterd Valiables の例

プラグイン : Token Studio for Figma

See: Tokens Studio for Figma

まとめ

  • デザイナーがどのようにコンポーネントを作成するかを学びました
  • Figmaにおけるデザインに関するプロパティ (=バリアブル=デザイントークン) の定義方法を学びました
  • デザイントークンとしての共有方法を学びました
脚注
  1. Figmaのフレーム ↩︎

  2. オートレイアウトの追加 ↩︎

  3. Figmaのコンポーネントについてのガイド ↩︎

  4. インタラクションの作成 ↩︎

  5. コンポーネントインスタンスの作成と挿入 ↩︎

  6. バリアブル、コレクション、モードの概要 ↩︎

  7. See : Design Tokens ↩︎

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