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Web初心者がドメインやDNSについてまとめてみた

2024/11/09に公開

ドメインとは?

  • ドメイン名は、クライアントからWebサーバにアクセスするための数値型のIPアドレスに対応するテキスト型の英数字
    • ex) hogehoge.comがドメイン名で、18.64.123.456
    • URLはhttps://や:80などプロトコルやパス名ポート番号が含まれるが、ドメイン名はそれらを除いたもの

ドメインの構造

  • TLD(Top Level Domain): ドメイン名の最後の部分。.comや.jpなど。
  • 2LD(Second Level Domain): TLDの左側に位置し、主にサービスの種類を表す。
  • 3LD(Third Level Domain): 2LDの左側に位置するさらに具体的な識別子。
    ex) google.co.jpでは、.jpがTLD、.coが2LD、googleが3LD。

DNS(Domain Name System)とは?

DNS(Domain Name System)は、インターネット上で人が読みやすいドメイン名(例: google.com)と実際のIPアドレス(例: 18.64.123.128)を対応付けるための仕組み。これにより、ユーザーは覚えやすいドメイン名を使ってウェブサイトにアクセスでき、クライアントソフトウェアがそのドメイン名をIPアドレスに変換してアクセス先のサーバに接続できる。

DNSサーバの種類

DNSサーバは複数種類あり、それぞれが連携して動作する。

再帰リゾルバ(DNSリカーサー):

  • ユーザからDNSリクエストを受け取り、最終的なIPアドレスを探し出して返す
  • キャッシュされた情報があればそれを返し、なければDNSサーバに問い合わせて順次解決する

ルートネームサーバ

  • 世界に13個あるルートネームサーバは全ての再帰リゾルバに知られており、再帰リゾルバの最初の目的地となる。
  • 再帰リゾルバのクエリを受け入れ、そのドメインの拡張子(.com, .jp, .net)などに基づいてTLDネームサーバに送ることで応答する。

TLDネームサーバ

  • 下記のような.com, .netなどTLDに属するドメインの情報を管理する
  • 汎用トップレベルドメイン
    • 国固有じゃないドメイン
    • .com, .net, .orgなど
  • 国コードのトップレベルドメイン
    • .jp, .us, .krなど

権威ネームサーバ

  • もっとも正確な情報を持つサーバ
  • サービスを提供するドメイン名に対応する固有のIPアドレスやCNAMEレコード(エイリアス)を保持しており、再帰リゾルバに返す

DNSレコードについて

権威DNSサーバー内に存在し、そのドメイン名に関連づけられたIPアドレスや、ドメインに対するリクエストを処理する方法(リダイレクトなど)などドメインに関する情報の提供を支持するもの。
DNSレコードの種類

  • Aレコード: ドメインに対応するIPv4アドレスを保持。
  • AAAAレコード: ドメインに対応するIPv6アドレスを保持。
  • CNAMEレコード: ドメインの別名を定義し、別のドメインへ転送。
  • MXレコード: メールサーバへのルーティング情報を保持。
  • TXTレコード: 任意のテキスト情報を保持。電子署名などに利用。
  • NSレコード: ドメインのネームサーバを格納し、信頼性向上のため複数設置可能。
  • SOAレコード: ドメインに関する管理情報を格納。例: 管理者メールアドレス、更新日時など。

参考

https://www.cloudflare.com/ja-jp/learning/dns/dns-server-types/
https://www.cloudflare.com/ja-jp/learning/dns/dns-records/

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