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Web初心者がドメインやDNSについてまとめてみた
ドメインとは?
- ドメイン名は、クライアントからWebサーバにアクセスするための数値型のIPアドレスに対応するテキスト型の英数字
- ex) hogehoge.comがドメイン名で、18.64.123.456
- URLはhttps://や:80などプロトコルやパス名ポート番号が含まれるが、ドメイン名はそれらを除いたもの
ドメインの構造
- TLD(Top Level Domain): ドメイン名の最後の部分。.comや.jpなど。
- 2LD(Second Level Domain): TLDの左側に位置し、主にサービスの種類を表す。
- 3LD(Third Level Domain): 2LDの左側に位置するさらに具体的な識別子。
ex) google.co.jpでは、.jpがTLD、.coが2LD、googleが3LD。
DNS(Domain Name System)とは?
DNS(Domain Name System)は、インターネット上で人が読みやすいドメイン名(例: google.com
)と実際のIPアドレス(例: 18.64.123.128
)を対応付けるための仕組み。これにより、ユーザーは覚えやすいドメイン名を使ってウェブサイトにアクセスでき、クライアントソフトウェアがそのドメイン名をIPアドレスに変換してアクセス先のサーバに接続できる。
DNSサーバの種類
DNSサーバは複数種類あり、それぞれが連携して動作する。
再帰リゾルバ(DNSリカーサー):
- ユーザからDNSリクエストを受け取り、最終的なIPアドレスを探し出して返す
- キャッシュされた情報があればそれを返し、なければDNSサーバに問い合わせて順次解決する
ルートネームサーバ
- 世界に13個あるルートネームサーバは全ての再帰リゾルバに知られており、再帰リゾルバの最初の目的地となる。
- 再帰リゾルバのクエリを受け入れ、そのドメインの拡張子(.com, .jp, .net)などに基づいてTLDネームサーバに送ることで応答する。
TLDネームサーバ
- 下記のような
.com
,.net
などTLDに属するドメインの情報を管理する - 汎用トップレベルドメイン
- 国固有じゃないドメイン
-
.com
,.net
,.org
など
- 国コードのトップレベルドメイン
-
.jp
,.us
,.kr
など
-
権威ネームサーバ
- もっとも正確な情報を持つサーバ
- サービスを提供するドメイン名に対応する固有のIPアドレスやCNAMEレコード(エイリアス)を保持しており、再帰リゾルバに返す
DNSレコードについて
権威DNSサーバー内に存在し、そのドメイン名に関連づけられたIPアドレスや、ドメインに対するリクエストを処理する方法(リダイレクトなど)などドメインに関する情報の提供を支持するもの。
DNSレコードの種類
- Aレコード: ドメインに対応するIPv4アドレスを保持。
- AAAAレコード: ドメインに対応するIPv6アドレスを保持。
- CNAMEレコード: ドメインの別名を定義し、別のドメインへ転送。
- MXレコード: メールサーバへのルーティング情報を保持。
- TXTレコード: 任意のテキスト情報を保持。電子署名などに利用。
- NSレコード: ドメインのネームサーバを格納し、信頼性向上のため複数設置可能。
- SOAレコード: ドメインに関する管理情報を格納。例: 管理者メールアドレス、更新日時など。
参考
Discussion