Fletで始めるアプリ開発
こんにちは!
今回は、Pythonだけで簡単にクロスプラットフォームのアプリが作れる「Flet」というフレームワークについて紹介します!
1. はじめに
Fletとは?
Fletは、Pythonを使ってウェブ、デスクトップ、モバイルアプリケーションを作成できるフレームワークです。
GoogleのFlutterをベースにしており、美しいUIを簡単に構築できるのが特徴です。
なぜFletを選ぶの?
- フロントエンド開発の知識がなくてもOK
- Pythonだけで複数のプラットフォーム向けアプリが開発可能
- コンポーネントを組み合わせるだけで、モダンなUIが作成可能
- 豊富なウィジェットが標準で利用可能
必要な前提知識
- Pythonの基本構文の理解
- オブジェクト指向プログラミングの基礎
- pip(パッケージマネージャ)の基本的な使い方
2. Fletの特徴
Pythonだけで複数プラットフォーム対応
従来のアプリ開発では、iOSアプリを作るならSwift
、Androidアプリを作るならKotlin
...といった具合に、プラットフォムごとに異なる言語やフレームワークの習得が必要でした。
でもFletなら、Pythonの知識だけで以下のアプリをすべてを開発できちゃいます!
- Webアプリケーション
- iOSアプリ
- Androidアプリ
- Windowsアプリ
- macOSアプリ
※Fletのアーキテクチャ図
シンプルな開発環境
開発を始めるのに必要なのは以下の3つ!!
- Python環境
- 好きなコードエディタ(VSCodeがおすすめ)
- Fletパッケージ
※セットアップの流れ
たったこれだけ🤣
複雑な環境構築に時間を取られることなく、アイデアの実装に集中できます👍
モダンなUI構築の容易さ
Fletの真髄は、その簡単さにあります。
例えば...
モダンなマテリアルデザインのボタン
やカード
、ナビゲーションメニュー
などのUIコンポーネントが標準で用意されています。
これらを組み合わせるだけで、見た目の良いアプリが作れちゃうんです。
しかも、レスポンシブデザイン
にも対応しているので、画面サイズに合わせて適切に表示を調整してくれます。CSS
書かなくていいんです。マジで。
※表にまとめてみました
機能 | 特徴 | メリット |
---|---|---|
クロスプラットフォーム | 1つのコードで複数プラットフォーム対応 | 開発効率UP |
モダンUI | Fletterベースのコンポーネント | デザイン性の担保 |
Pythonだけで記述OK | フロントエンド知識不要 | 学習コスト低減 |
ホットリロード | コード変更がリアルタイムで反映 | 開発スピードUP |
3. 開発の進め方 (2週間サイクル)
1週間目: 環境構築とチュートリアル
1日目~3日目: 準備とファーストステップ
- 開発環境のセットアップ
- チーム内での自己紹介と目標共有
- Fletチュートリアルに沿って基本を学習
実は、この段階で多くの人が「えっ、こんな簡単にアプリが作れるの!?」って驚きを感じるんです😲
私も最初は「本当にPythonだけでアプリが作れるの?」って半信半疑でした(笑)
4日目~7日目: 基礎学習と小さな実装
2週間目: 実践的なアプリ開発
8日目~11日目: オリジナルアプリの開発
- アイデアの具体化とチーム内での共有
- 基本機能の実装
- チーム内でのコードレビュー
ここで重要なのは、完璧を目指さないことです!
「動くものを作る」という目標に集中します。
メンバーの多くが「1週間前は想像もできなかったけど、実際にアプリが作れるようになった!」という経験をしています😊
12日目~14日目: ブラッシュアップと振り返り
- 機能の改善とバグ修正
- デプロイ(公開)の実施
- 次のサイクルに向けた振り返り
※イメージ図
継続のコツ
チームでの開発には、個人学習にはない大きなメリットがあります
👇
- 他のメンバーの進捗が良い刺激に
- 「今日はちょっとサボりたいな...」と思っても、チームメイトの頑張りを見ると自然とモチベーションが上がる
- コードレビューを通じて、自分では思いつかなかった実装方法に出会える
4. チーム開発のポイント
積極的なコードの共有が成長の鍵
実はチーム開発で最も価値があるのは、お互いのコードを見せ合うことなんです。
「自分のコードなんてまだまだ...」って思うかもしれませんが、そんな心配は無用!
むしろ、積極的に見せ合うことで驚くほど成長できます。
例えばこんな経験がよくあります
👇
- 自分が書いたコードをレビューしてもらって、「あ、こんな書き方があったんだ!」と新しい発見がある
- 他の人のコードを見て「この実装方法、スマートだな」と学びがある
- 同じ機能なのに、全く異なるアプローチで実装している人がいて視野が広がる
質問・相談の文化を大切に
「初歩的な質問かも...」なんて遠慮は不要です。
むしろ、そういった質問がチーム全体の学びになることがよくあります。
実際、よくある質問から生まれたトピックがチームの財産になっているケースも!
失敗を恐れない文化づくり
完璧なコードを書こうとするよりも、まずは動くものを作ってみる。
そして、チームメンバーからのフィードバックを受けて改善していく。
このサイクルを回すことで、より良いコードが自然と書けるようになっていきます。
レビューのコツ
- 良いと思ったコードには積極的に「いいね!」を送る
- 「こうした方が良いかも」という提案は、必ず理由も添える
- 自分が学んだことは、すぐにチームメンバーにシェア
継続的な成長のために
一人で勉強していると、どうしても「今日はサボっちゃおうかな...」という誘惑に負けがち😅
でも、チームメンバーの頑張りを見ると「よし、自分も!」というモチベーションが自然と湧いてきます。
特に大切なのは
- とにかく積極的に他の人のコードに関心を持つ
- 躊躇せずに自分のコードを見てもらう
- 他のメンバーの成果から学ぶ姿勢を持つ
5. 次のステップ
はじめる準備はできていますか?
「でも、私なんてまだ...」なんて思っているあなた!大丈夫です!
むしろ、今が始めるベストなタイミングかもしれません(笑)
なぜなら👇
- Pythonの基礎知識があれば十分スタートできます!
- チームメンバーと一緒に学び合える環境が整っています!
- 2週間という取り組みやすい期間からスタートできます!
参考リソース
まずはこれらのリソースをチェックしてみてください
- Flet公式ドキュメント: https://flet.dev/docs/
- チュートリアル: https://flet.dev/docs/tutorials
- サンプルコード集: https://github.com/flet-dev/examples
コミュニティに参加しよう!
実際の開発チームに参加する準備はできましたか?
以下のステップで、すぐに始められます
-
Discordコミュニティに参加
- 招待リンクをクリック👉: [Discordリンク]
- 共同プロジェクトチャンネルをチェック
-
[自己紹介チャンネル](https://discord.com/channels/1276769877482541058/1276770986108256256)で自己紹介を投稿
- あなたの興味のある分野
- 現在のPythonスキルレベル
- 作ってみたいアプリのアイデア
- テンプレートをつかってみてね!
-
チーム編成を待つ
- 2週間ごとに新しいチームが編成されます!
- 興味のある領域や技術レベルを考慮してチーム分けを行います!
さいごに
アプリ開発は、思っているよりもずっと身近なものです。
私たちのコミュニティでは、すでに多くのメンバーが「え、こんなに早くアプリが作れるようになるなんて!」という経験をしています。
あなたもぜひ、一緒にアプリ開発で遊んでみませんか?
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