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Claude Code使用量を可視化!Usage Monitor拡張機能を日本語化してみた

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Claude Code使用量を可視化!Usage Monitor拡張機能を日本語化してみた

はじめに:Claude CodeとCursorの使い分け問題

最近、友人から「Claude Codeの方がコンテキスト保持が優秀だよ」と勧められて使ってみました。その友人はClaude Code推しが強すぎて、Pro Max(月100ドル)プランに加入してCursor(月20ドル)を解約するほどでした。

私もClaudeのProプラン(月20ドル)でClaude Codeが使えることを知り、さっそく試してみることに。実行環境の整備も簡単で、すぐに使い始められたのは素晴らしかったです。

しかし、ここで大きな落とし穴が...

トークン使用量の壁にぶち当たる

Claude Codeを使い始めてすぐに気づいたのが、トークン使用量が半端ないということ。あっという間に使用量制限に引っかかってしまいました。

さらに調べてみると、Claude Codeの使用量は通常のClaude(Webやアプリ)と共有されていることが判明。実運用するには月100ドルのPro Maxプランが必須レベルでした。

正直なところ、私は基本的にCursorで満足していたので、「時々Claude Codeも使う」という運用にしたいと思いました。でも、使用量が把握できないと、いつ制限に引っかかるか分からず運用が難しい...

Claude Code Usage Monitorとの出会い

そんな時、この記事でClaude Code Usage Monitorという拡張機能を知りました。

実際に使ってみると、トークンの使用状況が一目で分かって非常に便利!これなら「今日はまだ余裕があるからClaude Codeを使おう」「もう制限が近いからCursorに切り替えよう」という判断ができます。

ただ、一つだけ問題が...そう、全部英語なんです。

日本語化に挑戦してみた

「せっかく便利なツールなのに、英語なのはもったいない」

そう思った私は、愛用のAIエディタたち(CursorとClaude Code)を駆使して日本語化に挑戦することにしました。

作業の流れ

  1. リポジトリのフォーク

    • オリジナルのリポジトリをフォークして作業環境を準備
  2. 言語ファイルの作成

    • 英語の言語ファイルをベースに日本語版を作成
    • UIの各要素を自然な日本語に翻訳
  3. 動作確認

    • ローカル環境で実際に動作させて表示を確認
    • 不自然な翻訳がないかチェック

  4. プルリクエストの作成

    • 本家リポジトリにプルリクエストを送信

プルリクエストはこちら

https://github.com/Maciek-roboblog/Claude-Code-Usage-Monitor/pull/134

初めてのOSS貢献への挑戦だったので、「これでいいのかな...」という不安もありましたが、とりあえず日本語で表示できるようになってガッツポーズ中です!

日本語版を今すぐ使いたい方へ

プルリクエストのマージを待たずに、今すぐ日本語版を使いたい方は、私のフォークから使えます:

https://github.com/yamato-snow/Claude-Code-Usage-Monitor/tree/feature/japanese-localization

インストール方法

  1. 上記リポジトリをクローン
    git clone https://github.com/yamato-snow/Claude-Code-Usage-Monitor.git
    
  2. ブランチをチェックアウト
    git chekcout feature/japanese-localization
    
  3. こちらの日本語化した手順書通りに実行

実際に使ってみた感想

便利になったポイント

  • 使用量の可視化:現在の使用量が%表示で一目瞭然
  • 残量の把握:あとどれくらい使えるかが分かる
  • リセット時期の確認:次のリセットまでの時間が表示される

Claude CodeとCursorの使い分け戦略

この拡張機能のおかげで、以下のような使い分けができるようになりました:

Claude Codeを使う場面

  • プロジェクト全体の大規模な変更
  • 複雑な問題解決でコンテキスト保持が重要な時
  • 新しいプロジェクトの初期構築

Cursorを使う場面

  • 日常的なコーディング作業
  • 小〜中規模の機能追加
  • トークン残量が少ない時

まとめ

Claude CodeもCursorも、それぞれに強みがある素晴らしいツールです。重要なのは、状況に応じて使い分けること。

Claude Code Usage Monitorの日本語化により、トークン使用量を意識しながら最適なツール選択ができるようになりました。月20ドルのProプランでも、使用量を管理すれば十分実用的に運用できます。

もし「英語表示が嫌だな」と思っていた方がいれば、ぜひ日本語版を試してみてください。一緒に快適なAI開発環境を作っていきましょう!

参考リンク

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