ChatGPT Plusを使った感想~分かった5つのポイント
2月11日より日本でもChatGPTの有料プラン『ChatGPT Plus』が申し込みできるようになりました。
早速月額課金で申し込み、使ってみて分かった5つのポイントを解説します。
有料版「ChatGPT Plus」が日本でも利用可能に
ChatGPTの開発元であるOpenAIは、無料で提供していたChatGPTの有料プラン(月額20$)を2023年2月1日に発表しました。
発表当初はアメリカでのみ利用可能とのことで、日本ユーザーは申し込めない状態でした。
2月11日の午後になってChatGPTにアクセスしたところ、「ChatGPT Plus is available in Japan」と表示され、日本でも登録できるようになりました。
2月1日の発表から10日経過して、ようやく日本でもChatGPTの有料版が利用可能になりました。
※ChatGPT Plusの申し込み方法など動画で紹介しています。
ChaGPT Plusを使ってわかった5つのポイント
有料プランであるChatGPT PlusでChatGPTを使ってみたところ、気づいたのが以下の5つです。
- 通常モードに加え、Turboモード搭載
- 英語の場合は応答速度が爆速
- 日本語の場合、英語ほど速くない
- 日本語はピーク時の通常アクセス特典なのに応答エラーも
- サブスク特有の解約しづらさは一切なし
それぞれのポイントについて解説します。
通常モードに加え、Turboモード搭載
ChatGPT Plusには有料プランの特典として下記の説明がありました。
Faster response speed
そのために用意されたのが「Turboモード」で、チャット画面で通常モードから切り替え可能です。
デフォルトよりも速度の面で最適化されており、応答速度が向上します。
英語の応答速度は爆速
英語のプロンプトでChatGPTに質問したところ、応答結果が爆速で返ってきます。
質問を入力してから8秒ほどで応答文が出力完了しました。
AIからの応答っぽいスピードよりも一刻も早く応答結果がほしい場合に、ChatGPT Plusはおすすめです。
日本語の場合、英語ほど速くない
日本語でもChatGPT PlusのTurboモードを実行すると、無料版よりも高速でした。
- ChatGPT Plus:14秒
- 無料版ChatGPT:47秒
ChatGPT Plusの方が無料版よりも3倍以上も速かったです。
※Youtube動画で実験結果を紹介しています。
ただ、英語の爆速っぷりに比べると、やや物足りないと感じます。
日本語はピーク時の通常アクセス特典なのに応答エラーも
ChatGPT Plusの特典に、ピーク時でも利用可能との説明があります。
しかし、ChatGPT Plusを申し込んだ日に試したところ、下記のエラーが出ました。
日本向けに公開当日だった影響もあるかもしれませんが、今後も出るかもしれません。
有料プランで謳っている機能の1つなので、出なくなることが望まれます。
サブスク特有の解約しづらさは一切なし
月額課金モデルのサブスクリプションで気になるのは解約が簡単かどうかです。
有名なサブスクサービスでも、解約が難しいものも多くあります。
しかし、ChatGPT Plusの解約はとても簡単です。
「プランをキャンセル」ボタンを押し、再度確認画面でキャンセルを確定させるだけで解約できます。
解約しても、次の契約が更新されないだけで、申し込んでから1ヶ月間はきちんと利用できます。
終わりに
今回、有料プランであるChatGPT Plusを申し込んで使ってみてわかった5つのポイントを紹介しました。
ChatGPT Plusだけで利用可能な高速なTurboモードだと、英語の質問は爆速で応答が返ってきます。
ただ、日本語の場合は無料版よりは速いものの、英語ほどの爆速ではありません。
また、申し込みが集中したであろう初日にはエラーで応答が返ってこないことがありました。
今後は日本語の速度面やピーク時の応答含め、改善されるといいなと思っています。
20$はかかりますが、簡単に解約できるので、ぜひChatGPT Plusを体験してみてはいかがでしょうか?
参考リンク
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