優秀なSEになるためには
ある動画教材で、「優秀なSEになるためには」という趣旨のお話を聞き、とても良いお話をされていたと感じ、より多くの方の目に入るべきだと考え共有します。
1,SEの歴史、日本の技術は新しく変遷しているように見えて、地層のように積み上がっている
失ったものはなく、古いものは当たり前になっている。
システムを作るということは新しい仕事の仕組みを実現することと同じ意味
新しい人は新しいSEの技術や技法だけではなく、古いものも当たり前にできるようにならなければいけない。
2,SEは上流?
ここでいうSEは要件定義からの工程を担うもの
SEの視点で見ると要件定義から始まるが、実際はRFPが出されてからが本当の始まり、
つまり上流と言っているけど、企画とかの方がさらに上流
もっというと、運用や保守からPJが始まることもあり、一概にどこが下流とも言えないのが現実。
だから腐らずに目の前の仕事をした方がいい
3,優秀なSEになるためには。
「設計」=要件を実現するために必要なものを定めること
→要件をアーキテクチャにマッピングすると言い換えれる
SE→要件というインプットを調理し、具体的なアーキテクチャやサーバ構成などの設計のアウトプットを生み出すのが仕事
しかし、Garbage in Garbage outという言葉がある通り、ゴミを入れたらゴミが出る
要件定義や設計などをゴミにしてはいけない。サボりたくなるけど、サボったら即炎上だと思った方がいい
スキルの成熟度は
「知っている→やっている→できる→理解している」
できる→理解しているの境目がアマチュアとプロの境目である
プログラマがSEとして上流工程にあがりたいのなら、今の工程で何が必要なのかということを「理解する」ことから始める必要がある。
開発工程をしているのであれば、今のフェーズでどのようなものがあればより良い仕事ができるのか?について考えるべき
前工程からくるアウトプットをインプットとする今工程、今工程のアウトプットをインプットとする後工程
というように繋がりあっている。
ならば、上に上がりたいのであれば、今工程で今もらっているインプットをちゃんと作れるレベルになる必要がある。
4,SEに求められるスキル
まずは、ソフトウェア開発スキルを当たり前にできるようになる必要がある。
次に、業務屋としてのスキルを身につけて欲しい。
マーケティング、会計、生産は土台として凄い良い。
どうやって能力をつけるか、については秘書検定が最初のとっかかりとしてはおすすめ
5,最後に
急がば回れ
「何をすればいいんだろう」
これでは病んでしまう
ゴールを決定してバックキャスティングをする(逆算)
「どうなればいいんだろう」
→これが必要な考え方
答えがない、方法がいくつもあるPJがたくさんある
自分の自信を持って、これでいくんだ!という気持ちでいくしかない。
正解はない。自分になりにやるしかない
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