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文系未経験でも読めた本③感想-DXビジネスモデル-

2024/01/08に公開

DXビジネスモデル 80事例に学ぶ利益を生み出す攻めの戦略 (できるビジネス)

https://00m.in/iayyU
小野塚征志 (著)
DXって具体的に何なのさ、意味あんの?な人におすすめな一冊!

はじめに

読んだ背景。巷ではよく 「20XX年の崖」「DX化がビジネス競争力の鍵🔑!」 といった言葉を耳にします。しかし、なぜDXしなければいけないのか、DXと呼べるのは何なのか、DXしたらどういうメリットがあるのか、DXして上手く行った会社はあるのか、といったDXそのものへの理解が足りていませんでした。つまり、DXを「なんとなくITを使って便利にすること」といったレベルでぼんやり考えていました。そこで、少しでも知識をつけ、理解を深めようと考え手に取ったのがこの本です。

この本では、DXについての疑問を解決してくれるだけでなく、DXに挑戦的で、かつ魅力的な事例が紹介されています。
読了後、きっと皆さんの心にこの本で紹介されていたような攻めのDXをしている会社orしてあげられる会社に自社もしなければ!というモチベーションが湧くのではないかと思います🔥

注意

このシリーズでは、私のような本当の初学者が躓かなかった本を紹介いたします。しかし、全ての本の権利は著作者様にあるため、内容はあくまでさわり程度に留めます。そのため、話が繋がらない、など疑問に感じる方がいらっしゃるかもしれません。そのような方は私のブログを見るだけでなく、是非お手に取ってもらうことを推奨します!

ハイライト

DXとは

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、変革。≠IT化。

良いビジネスモデルには、4つの基本要件が共通している。これらの要件に照らして、モデルをチェックできる。

ビジネスモデルの基本要件

  • 需要性
  • 経済性
  • 先行者優位性
  • 競争優位性
  • 戦略性
    成功するDX事業にはこれらに加えて、それぞれのDXスタイルに合わせた特別要件がある。

DXビジネスモデルの公式

現時点で成功してきたDXには、四つの公式がある。それはDXにより変革した要素によって大別できる。

  • 場の創造
  • 非効率の解消
  • 需給の拡大
  • 収益機会の拡張

順番に紹介していく。

1. 場の創造

新しい「場」を創造し、人々を繋げて収益を上げるモデル。例えば、新たなデータサイエンスコンペティションのような場を提供するビジネスや、リアルな場をバーチャルに移すビジネス(例:メルカリ)。

特別要件
① 需給の両立 提供と利用に十分なニーズがあるのか
② 差別性 他社にはない何か、誰かがあるのか
③ +αの価値 デジタルならではの価値はあるのか

2. 非効率の解消

非効率な業務を解消し、マージンや人件費を削減することで価値を生み出すモデル。例えば、作業をなくすビジネスや人手を削減するビジネス(例:ラピュタロボテック)や国を跨いだ送金サービス(wise)(←これかなり面白いです!)。

特別要件
① コストダウン効果 明確なコストダウンを見込めるのか
② 利用性 イニシャルコストは小さいか? リスクが生じないのか?
③ レガシーとの両立 段階的に移行できるか 複数の手順を併用できるか?

3. 需給の拡大

既存の事業をベースに、インターフェースを増やすことで収益を拡大するモデル。余剰を売れるようにするビジネスや、買わなくても使えるようにするビジネス(例:エアークローゼット)。

特別要件
①              市場拡大効果ユーザーに魅力的な選択肢を増やせるか市場の魅力を高めることができるか?
②              マッチング性提供者と利用者のニーズがマッチするかニーズを容易/的確にマッチングできるか
③              信頼性ビジネスとして信頼性があるのか不適切な提供や利用を防げるのか

4. 収益機会の拡張

情報や知識を売ることで収益を多角化するモデル。例えば、情報を活用するビジネスや、事業基盤を活用するビジネス(例:ホームロジスティックス)

特別要件
① マーケットプレゼンス 事業に見合ったプレゼンスがあるか、
他社との連携によってプレゼンスを高められるか

② シナジー効果 既存事業とのシナジーにより価値を提供できるか
既存事業の維持拡大に貢献するか

③ 新規性 生み出す価値に新しさはあるのか
得られるリターンに新しさがあるか

なぜDXは進まないのか?

三つの原因

  • DX≠IT化なのに認知が進んでいない
  • 目指す姿を具体化していない
  • マインドセットが進化していない
    (つまり、問題は技術ではなく、人間ってことですね)

以下5つの組織改革を行うことでDXが進む
① 価値思考 モノやサービスに固執しないで顧客に与える価値の大きさで判断する
② イノベーター思考 ハイリスクハイリターンな投資ができるか
③ 長期的、俯瞰的な経営視点 戦略性を有しているか?
④ アジャイルでの進行(≠ウォーターフロー) 短いスパンで、最小単位のものを出し続ける
⑤ DX化に対する強い意志💪

改めて感想

DXの種類を構造的に分類してくれている本として非常に理解しやすい本かと思います。
技術的な話はほとんど出てこないので、IT系と関わりがない方でもスイスイ読めると思います。
逆に、DXにあたりどういった技術を用いたか、などの技術話を期待されるエンジニアの方には向かないですね。

個人的には、IT業界を志望するか迷われている就活生の方や、DXってなんだ?となり、リスキリングを希望される方に特におすすめかと思います。(あとDXビジネス検定試験の対策にもおすすめだそうです)

IT関連の本は読者の属性、今の知識レベルや状況などに適した本を選ぶのが重要です。
この本は

気分=長い時間一気に読書に使えないので、短い章でまとまった本を読みたい!💦
IT知識=0
状況=DXに興味あるけどよくわからない・・・🤔
といった人におすすめかと思います。(あくまで参考までに!)

以上で今回の本紹介を終了します!次回もお楽しみに!🔥

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