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ELF-SR1について知ろう![Advent Calendar 2020]

2020/12/01に公開

はじめに

本記事は[ELFちゃん(ELF-SR1) Advent Calendar 2020]一日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/5193

記事毎で完結。というよりは、同アドカレに投稿する予定の他に記事を合わせて参照することで、ELF-SR1についての理解を深めていくことを目指しています。そのため一日単位での情報量は少なめに設定しています。ご了承ください。

また、可能な限り情報に間違いがないように努めますがもし間違いなどあれば、筆者twitterのDMなどでこそっと教えていただければ幸いです。
※本記事シリーズはあくまでも私の個人の見解や解釈であり所属企業などとは一切関係はありません。

この記事について

  • テーマ:ELF-SR1について知ろう
  • 達成できること:あれでしょ。あれ。あれ。程度の話ができるようになる
  • 読む時間:数分程度
  • 手を動かす要素:無し

本編

ELF-SR1について知ろう!

「製品サイトを見て」

以上となります。

と言いたいぐらい、公式サイトがしっかりできています。そのため、とにかくELF-SR1について知りたい。と思ったら公式サイトを読んでください。基本的な事柄は網羅されています。それを踏まえた上で下記をお読みください。
https://www.sony.jp/spatial-reality-display/
https://www.sony.net/Products/Developer-Spatial-Reality-display/jp/

ELF-SR1は何のことを指してるの?

twitterなどでツイートなどは回ってきたりするけど、いまいちよくわかっていない。という方は多いと思います。
ELF-SR1は、ソニーより2020/10/31に「空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display)」として発売された製品の名前(型番)です。
ここで、「空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display)」と聞くと、さらによく分からないとなる場合が多いですが、これは裸眼立体視により映像を平面的にではなく立体的に表現/出力できるディスプレイと解釈するとスムーズかと思います。

また、ELF-SR1を読む際に、簡略的に「ELFちゃん」や「エルフちゃん」と表現されることがあります。

ELF-SR1は何ができるの?

さて、前項目で「空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display)」の言葉の説明はしましたが、具体的にELF-SR1を使うと何ができる(表現できる)のか。について見ていきたいと思います。まだ発売から一か月ほどしか経っていないため何ができるのかの話はあくまでも現時点で考えられている内容であり、実際にそれにしか使えない。という話ではありません。(ELF-SR1はあくまでも技術/製品であって、どう使うかは別という話です。)

[製品特徴]
  • 裸眼で立体視表現ができる
  • ビジョンセンサーを使った視線認識により、定点だけでなく立体視を様々な角度が視聴できる

こういった形で書くと、なんてことがないように感じ取れてしまいますが、あくまでも技術や特性を端的に表現していると認識してください。

例えばVRHMDを右目左目用の専用レンズがついていて、頭の動きなどをトラッキングしその動きに合わせてレンズに映る映像が変わる。と表現しVRHMDは大したことがない。といった感想が暴論なのと近いです。

また、実機の映像だけ見て、「大したことなさそう」「類似製品と何が違うの」「所詮裸眼立体視でしょ」などの思想がどれだけ危険かも、VRなど既存技術におきかえることで想像できるかと思います。

少し話が逸れましたが、ELF-SR1では、上記の特性を生かして、

”ほんとうにそこにある/いる/存在している”

といった言葉で表現できるような体験を裸眼で実現することが可能です。
ただ、こればかりは映像などではなく実際に体験しないと良さが伝わりません。後述しますがソニーストアの実店舗で展示されており誰でも体験可能ですので、ぜひ一度体験しに足を運んでみてください。
https://youtu.be/xMN1TYAS7-U

どんな技術が使われているの?

製品特徴として挙げた二点について、あくまでも公式サイトで使用されている言葉を使ってまとめます。

視線認識

ソニー独自の視線認識技術によって体験者の目の位置を常に検出しています。
これは、本体中央上部に取り付けられているビジョンセンサーを使用しています。「ソニー ビジョンセンサー」のようなワードで検索するとどういった技術が応用されているのかがわかりますのでぜひ調べてみてください。

裸眼立体視

裸眼立体視については二つの手法が組み合わされています。

  1. リアルタイム映像生成アルゴリズム
  2. マイクロオプティカルレンズ
    視線認識によって、どの角度から体験者が見ているのかを検知し、その角度の応じた映像をリアルタイムに生成し、見る角度が変わってもその角度に対応した立体視が可能になります。
    また、ディスプレイ全面にマイクロオプティカルレンズが高精度に貼りつけられています。これにより、より高精細でなめらかな立体視を可能にしています。

どこで買えるの?

ELF-SR1は現在(2020/12/1時点)二つの商流から購入することが可能です。どちらからでも購入することが可能ですが、法人で法人サポートを希望される場合はソニーストアの法人窓口から購入することを推奨します。製品の保証期間などが変わってきますので、ご利用予定や購入者の立場(個人開発者,法人)によって購入先を選ぶことを推奨します。

ソニーストア

ELF-SR1はソニーより発売されているためソニーストア(オンライン)で購入可能です。
ソニーストア内でも一般向け販売ページと法人向け販売ページの二つがあるため、気を付けてください。ソニーストア経由で購入するとデフォルトの保証期間が3年になり、法人窓口から別途申し込むことで保証期間を5年まで伸ばすことができます。

一般向け販売ページ

https://www.sony.jp/spatial-reality-display/

法人向け販売ページ

https://www.sony.jp/spatial-reality-display-biz/index.html

ヨドバシドットコム

ソニーストア以外にヨドバシドットコム(オンライン)でも販売されています。(すごい)
店頭に展示はありませんが、店頭でも注文はできるという噂がありますが、実際に試したわけではないので特別な事情がない限りはオンラインでの注文を推奨します。
ヨドバシで購入するメリット

  • なぜかポイントがちゃんと付く(10%還元)
  • なぜかヨドバシエクストリーム便が使える(在庫状況によっては速攻で届く)
    ヨドバシで購入するデメリット
  • 保証期間がメーカー保証のみの1年間になる

保証期間がソニーストアで購入した場合よりも短くなるが、ヨドバシのポイントが付く。といった感じですので、ご利用予定に合わせてどこで買うかを検討してください。

ヨドバシ販売ページ

https://www.yodobashi.com/product/100000001005851964/

どこで体験できるの?

ソニーストア直営店舗にて、実機展示が行われています。(2020/12現在)
予約など不要で、展示に足を運ぶことで誰でも体験可能な形で展示されていますが、混んでいると待ち時間が長いことがありますのでご注意ください。
また、コロナウィルスの影響やメンテナンスなど各種店舗事情によって体験できない場合があるため、そちらについてもご注意ください。

  • ソニーストア銀座
  • ソニーストア札幌
  • ソニーストア名古屋
  • ソニーストア大阪
  • ソニーストア福岡天神

まとめ

体験レビューやプロライターの記事などはELF-SR1で検索するとたくさんでてきますので、そちらをご参照ください。

明日は、ELF-SR1の取扱説明書を読み解いていく回になります。

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