🖥️
EC2(Ubuntu)のGUIを使えるようにする
背景
- Gazebo(シミュレータ)が動くマシンが必要になった
- 一時的に数を増やしたり柔軟に使いたいのでEC2上に準備しよう
- Gazebo(シミュレータ)はGUI表示したい
目標
- 一旦、EC2のGUI表示できるところまで
ポイント!
- インスタンスタイプはt2.large等のメモリにある程度余裕があるものを選択する(t2.micro等のメモリが少ないインスタンスは、RDP接続されるとスワップが発生してCPU100%になり使えないようだ。 )
環境
- クラウド:AWS
- リモート接続PC:Ubuntu 20.04LTS
手順
EC2インスタンスを起動
- AMIはUbuntu Server 22.04LTSを選択
- 何らかの事情で Ubuntu 20.04 LTS を選択した場合は、こちらも参照。
- インスタンスタイプはt2.largeを選択( 重要:t2.micro等はRDP接続されるとスワップが発生してCPU100%になり使えなかった。 )
EC2インスタンスのセキュリティ設定
- SSHのソースを必要なIPに絞る(方法は色々あるが、アクセス情報【使用中のIPアドレス確認】にアクセスすると自身のIPが表示されるのでそれを設定)
- RDP(ポート3389)を追加して同じくソースを必要なIPに絞る
EC2インスタンスに必要ソフトをインストール、設定
- 端末からSSH接続する(起動したインスタンスのインスタンスに接続画面でSSHクライアントタブを参照)
ssh -i "{キーファイル}" ubuntu@{パブリック IPv4 DNS}
- まずは更新
sudo apt update
sudo apt -y upgrade
- Ubuntuデスクトップとxrdpのインストール
- 何らかの事情で Ubuntu 20.04 LTS を選択した場合は、こちらも参照。
sudo apt install -y ubuntu-desktop task-gnome-desktop xrdp
sudo systemctl enable xrdp
- RDP用ユーザー追加
sudo adduser rdp-user
sudo usermod -aG sudo rdp-user
- タイムゾーン設定(後でやっても良いかも)
sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
- 再起動
sudo reboot
リモート接続PC(Ubuntu)からリモート接続
- リモート接続PCにremminaをインストール
sudo apt update
sudo apt install remmina
- remminaを起動
- EC2インスタンスのパブリックIPv4アドレスにRDPで接続する
- 以下を入力してOKを押す
- Session: Xorg
- username: {rdp-user}
- password: {rdp-userのパスワード}
- 下記のようなGUIが表示できればOK
Discussion