Scratch 英語(アルファベット)が分からないキッズに教えるとき

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概要

アルファベットや英単語が分かるかどうかでScratchの操作に影響を及ぼします。

キッズの英語力は個人差がありますが、英語が分からない ということを噛み砕くと次のようになります。

  1. アルファベット26文字がわからない(例: Aをエーと呼ぶことを知らない)
  2. 英単語が分からない(例: こうもりを英語ではBatと書くことを知らない)

大人でもイスラム文字やハングル文字を知らない人がその文字をみたら、記号やマークにしか見えません。キッズにとってはアルファベットが記号やマークに見えます。


次のようなスプライトとブロックを考えます。

スプライト ブロック
  • ねこを英単語ではCatと書くことが分からない
  • Catをキャットと読むことが分からない
  • Cをシー、aとエー、tをティーと読むことが分からない

そんなキッズがいたとして、
キャットシーという言葉が伝わらない以上、教える側も伝え方が難しくなります。

その場で、一緒に英語も教えてもいいのですが、テーマを決めて学習する際などは、英語に取り組むことに集中力を使ってしまい、本来学習するテーマの内容が薄くなってしまう側面があります。

アイデア

Scratchでスプライトや背景を出すと、名前をそのまま使うキッズが多いです。
(見た目がねこの姿であることはわかれば、名前(Cat)までは気にしない)

しかしブロックを組み立てるときは名前が必要になります。
よく使われるブロックをいくつか挙げます。
(例として使用した背景: BlueSky、 例として使用したスプライト: Bat(こうもり))

ブロック 英語がわからないキッズの場合
背景を変えるとき Blue Skyは背景名なのだが分からない
スプライト(Cat)に触れたとき Catがねこであることをしらない
コスチュームを変える batがこうもりであることを何かを知らないし、a〜dが連番を表すことも知らない
音を鳴らす owlが何かを知らない

これらは名前を変更することで分かりやすくなります。
名前を変えるは次の4つ。

  1. スプライト名
  2. コスチューム名
  3. 背景名
  4. 音の名前

実践

背景とスプライトを出す

  • 背景 : Blue Sky
  • スプライト : こうもり(Bat)とねこ(Cat)

名前を変える

英語 ひらがな化
背景 Blue Sky あおいそら
スプライト CatとBat ねこ と こうもり
コスチューム bat-a/-b/-c/-d はねを上げる/下げる/ひらく/とじる
owl なきごえ

ブロックもこうなります。

英語 ひらがな化
背景を変えるとき
スプライトに触れたとき
コスチュームを変える
音を鳴らす

さいごに

プログラミングと一緒に英語(アルファベットや英単語)を教えることは良いことです。
その一方で、キッズがブロックをどう組み立てればいいかを考えたい(ブロックに集中したい)ときは英語がストレスになることもあります。

そんなときは名前をひらがなに変えれば分かりやすくなります。
キーボード入力が得意ではないキッズには、教える側がキーボード打って名前を変えてあげるのも効果的です。

もし Catにふれた なら

Catが分からないなら

もし ねこにふれた なら

ひらがなにしましょう