【Java】デフォルトコンストラクタとは（備忘録）

１．デフォルトコンストラクタとは

・クラスにコンストラクタが存在しない場合、自動的にコンストラクタが作成。
・引数なしのコンストラクタで、クラスからインスタンスを作成する為に使用。
これを、デフォルトコンストラクタといいます。

２．サンプルプログラム

〇例１：デフォルトコンストラクタが自動作成される場合

Sample_1.java

// コンストラクタが定義されていないクラス
public class Sample_1 {
    // コンストラクタが定義されていないため、デフォルトコンストラクタが自動作成

    public static void main(String[] args) {
		// デフォルトコンストラクタを呼び出してインスタンスを作成
		Sample_1 Test = new Sample_1();
		// インスタンス内容を表示
		System.out.println(Test);
    }
}

結果

Sample_1@16022d9d

〇例２：デフォルトコンストラクタが自動生成されない場合

Sample_2.java

public class Sample_2 {
    int num;

    // 引数付きコンストラクタ
    public Sample_2(int number) {
        this.num = number;
    }
}

解説：
クラス内に引数付きのコンストラクタが存在するので、（引数なしの）デフォルトコンストラクタは自動作成されません。
引数なしのコンストラクタが必要な場合は、手動で作成する必要があります。

３．参考

・デフォルトコンストラクとは

４．その他

・実行環境