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【JavaScript】letとconstを使用した変数宣言について(備忘録)
1.まず最初に
変数は、データを格納する箱のことです。
変数を準備し、使用できるようにすることを変数宣言といいます。
2.letを使用した変数宣言について
まずはletを使用した変数宣言の方法から。
letを使用した変数宣言
let 変数名 = 値;
〇例1
Sample.js
let num
console.log(num);
結果
undefined
「定義されていません」というメッセージが表示されます。
〇例2
Sample.js
let num = 1;
let num = 2;
console.log(num);
結果
Uncaught SyntaxError: Identifier 'num' has already been declared
「変数numは既に宣言されています」というエラーが表示されます。
〇例3
Sample.js
let num = 1;
num = 2;
console.log(num);
結果
2
同じ変数に値を再代入する場合、letは不要です。
3.constを使用した変数宣言について
まずはconstを使用した変数宣言の方法から。
constを使用した変数宣言
const 変数名 = 値;
〇例1
Sample.js
const num;
console.log(num);
結果
Uncaught SyntaxError: Missing initializer in const declaration
constを使用した場合、変数に必ず値を格納する必要があります。
〇例2
Sample.js
const num = 1;
num = 2;
console.log(num);
結果
Uncaught TypeError: Assignment to constant variable
constを使用した場合、同じ変数に値を再代入することはできません。
4.まとめ
開発現場では、constを用いることが推奨されています。
constを用いると変数に格納されている値を変更できず、ソースコードの可読性が損なわれないのが理由です。
let | const | |
---|---|---|
初期値なしの変数宣言 | 可能 | 不可 |
変数への値の再代入 | 可能 | 不可 |
Discussion