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【セキュリティ】Broken Auth. - Password Attacks をやってみた(備忘録)

2023/04/26に公開

1.導入

Broken Auth(脆弱な認証)とは

2.実際にやってみた

〇検証環境:bWAPP(VirtualBox上に環境構築) 
〇使用ブラウザ:FireFox(FoxyProxyをインストール)

手順1.
「Broken Auth. - Password Attacks」を選択します。

手順2.
BurpSuiteのProxy/Interceptを「ON」にします。

手順3.
ブラウザ上の入力フォームに下記を入力します。

入力内容
Login:bee
Password:password

入力したら、[Login]ボタンを押下します。

手順4.
[Go]ボタンを押下したら、BurpSuiteのProxy/Interceptを確認します。

〇BuspSuite

表示内容
login=bee&password=password&form=submit

手順5.
BurpSuiteの「Intercept」上で右クリックし、「Send to Intruder」を選択します。

手順6.
BurpSuiteのIntruder/Payloads を開きます。
「Intruder」を使用すると、同じリクエストを何度も送信し、定義された位置に毎回異なるペイロードを挿入する攻撃を設定できます。

手順7.
BurpSuiteのPayload typeを「Brute forcer」にします。
Brute forcerは、総当たり攻撃です。

Payload Options[Brute forcer]の設定内容です。

手順8.
BurpSuiteのIntruder/Payloads を開き、以下の設定を行います。
①.Grep-Matchの「Flag result・・・expressions:」の横にあるチェックボックスに✔を入れます。
②.[Clear]ボタンを押下し、初期設定値を消去します。
③.消去したら[Add]ボタンの横の空欄に適当な文字列を入力し、[Add]ボタンを押下します。

手順9.
BurpSuiteのProxy/Interceptの[Forward]ボタンを押下します。

手順10.
ブラウザに「Invalid credentials! Did you forgot your password?」と表示されました。

手順11.
BurpSuiteのIntruder/Optionsの[Start attack]ボタンを押下します。
メッセージが表示されますが、[OK]ボタンを押下します。

手順12.
Finishedになるまで待ちます。

手順13.
「Length」列を、昇順表示に切り替えます。
1つだけ、他と違う数値(13898)が表示されています。

手順14.
該当行を選択し、Response/Renderを確認します。
「Successful login!」と表示されていました。

3.その他

参考:
Burp Intruder入門
Broken Auth Password Attacks

4.注意

この記事で紹介した内容は、独自に用意した検証用サイトに対して行いました。
企業・団体等のサイトに対し攻撃すると、違法行為として処罰される可能性があります。

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