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【Java】オブジェクト指向・クラス・インスタンス・コンストラクタ・メソッド とは(備忘録)

に公開

1.オブジェクト指向とは

オブジェクト指向とは、データとそのデータに対する処理をひとまとまりの「物」として捉えた概念です。この「物」のことをオブジェクトといいます。

2.クラスとは

クラスとは、オブジェクトをプログラムで実現する時に使用します。
変数データ(フィールド)と処理(メソッド)をまとめたものがクラスです。
・クラスの構成要素であるメソッドとフィールドを合わせて、メンバといいます。
publicクラスのクラス名 = Javaファイル名
 → 1つのJavaファイルに1つのpublicクラス。

3.インスタンスとは

・クラスから作成されたものが、インスタンスです。
インスタンスを作成して初めてクラスを使用することができます。

インスタンス作成式
クラス名 インスタンス名 = new クラス名(引数);

4.コンストラクタとは

インスタンス作成時に自動的に呼び出されるメソッド。
・コンストラクタ名 = クラス名
・コンストラクタには、戻り値なし。(void不要)
・コンストラクタのアクセス修飾子は、基本的にpublic。
そのクラスのメンバ変数を初期化するときに使用。

コンストラクタの定義例
class クラス {
    // メンバ変数
    変数のデータ型 変数名;

    // コンストラクタ
    public コンストラクタ(引数のデータ型 引数名){
        // メンバ変数初期化
    }
}

5.メソッドとは

・メソッドとは、クラス内の振る舞いを定義したものです。

6.サンプルプログラム

Sample.java
public class Sample {
    // メンバ変数
    int num;

    // コンストラクタ
    public Sample(int num) {
        this.num = num;
    }

    // mainメソッド
    public static void main(String[] args) {
        // インスタンス作成
        Sample test = new Sample(30);
        // インスタンス化後のメンバ変数表示
        System.out.println(test.num);
    }
}
結果
30

7.参考

【Java入門】必須だと思う知識をまとめてみた
【Java入門】コンストラクタの使い方総まとめ
ソースファイル名とpublic
クラスの振る舞いを表すJavaの“メソッド”とは?

8.その他

実行環境

Discussion