😄
【Java】オブジェクト指向・クラス・インスタンス・コンストラクタ・メソッド とは(備忘録)
1.オブジェクト指向とは
・オブジェクト指向とは、データとそのデータに対する処理をひとまとまりの「物」として捉えた概念です。この「物」のことをオブジェクトといいます。
2.クラスとは
・クラスとは、オブジェクトをプログラムで実現する時に使用します。
・変数データ(フィールド)と処理(メソッド)をまとめたものがクラスです。
・クラスの構成要素であるメソッドとフィールドを合わせて、メンバといいます。
・publicクラスのクラス名 = Javaファイル名
→ 1つのJavaファイルに1つのpublicクラス。
3.インスタンスとは
・クラスから作成されたものが、インスタンスです。
・インスタンスを作成して初めてクラスを使用することができます。
インスタンス作成式
クラス名 インスタンス名 = new クラス名(引数);
4.コンストラクタとは
・インスタンス作成時に自動的に呼び出されるメソッド。
・コンストラクタ名 = クラス名
・コンストラクタには、戻り値なし。(void不要)
・コンストラクタのアクセス修飾子は、基本的にpublic。
・そのクラスのメンバ変数を初期化するときに使用。
コンストラクタの定義例
class クラス {
// メンバ変数
変数のデータ型 変数名;
// コンストラクタ
public コンストラクタ(引数のデータ型 引数名){
// メンバ変数初期化
}
}
5.メソッドとは
・メソッドとは、クラス内の振る舞いを定義したものです。
6.サンプルプログラム
Sample.java
public class Sample {
// メンバ変数
int num;
// コンストラクタ
public Sample(int num) {
this.num = num;
}
// mainメソッド
public static void main(String[] args) {
// インスタンス作成
Sample test = new Sample(30);
// インスタンス化後のメンバ変数表示
System.out.println(test.num);
}
}
結果
30
7.参考
・【Java入門】必須だと思う知識をまとめてみた
・【Java入門】コンストラクタの使い方総まとめ
・ソースファイル名とpublic
・クラスの振る舞いを表すJavaの“メソッド”とは?
Discussion