Arch Linux 個人的設定メモ
- 所々あってArchに戻したので設定をメモ。
- 使うのはKDE (Wayland)。KDEのインストール周りは省略
nvidia GPU
- 試したのは ZOTAC GTX 1060 6GB
- カーネルオプションに
nvidia.drm=1
を追加する必要がある。追加しないと、KDE (Wayland) を選んでログインしようとした瞬間にログイン画面に戻される。 - KDE (wayland) だと、動作は普通にするが、画面のチラツキ、YouTube動画の再生異常(フレーム順が入れ替わってるような感じ)があり、実用には厳しいかなぁという感じ (2022/05/26)
- もちろん、Intel GPUとAMD GPUではOK(Intel GPUは試していないけれども)
日本語入力周り
- fcitx5は使わない。というより使いたいがうまく動かない。
- firefoxで日本語入力できないとか、不思議な感じなことが起きる。おとなしくfcitx4を使うことで回避できる。
- fcitx-configtool を入れ忘れると kcm-fcitx が入っていてもKDEの設定画面がないよ。って怒られる
macOSライクに変換でIME ON / 無変換で OFF の設定をする方法
KDEの設定
- 地域の設定→入力メソッド で上記のように設定。 ダイアログの下の方にある
拡張オプションを表示
にチェックを入れないと出てこない設定があることに注意
mozcの設定
上記設定だけだと、IMEがONの状態で変換キーを押すとIMEが直接入力モードになってしまう。
それは個人的に不便なので設定を変える
- タスクトレイの mozc -> mozcツール → 設定ツール を選択
- キー設定の設定を選ぶ
- Henkan / Muhenkan で IMEを無効にする。 のような設定をすべて削除。
- Henkan で直接入力にする。という設定も削除。
多分、直接入力のときはMozcは呼ばれないはずなので、直接入力に対するショートカットはすべて消してもいいのではないかという気がする。(未検証)
インジケータアイコン
AURの mozc-utとかを入れるとタスクトレイのMozcのインジケータアイコンが表示されない
communityパッケージの /usr/share/fcitx/inputmethod/mozc.conf は
IconName=/usr/share/fcitx/mozc/icon/mozc.png
という設定が入っていて、その場所にアイコン画像がおいてあるので表示される。
aurのはそれが入ってないせい (IconName=fcitx-Hiragana) でアイコンが表示されない(のだろう)
該当する名前のアイコンファイルは /usr/share/icons/hicolor/ 以下にあるのだけれども。。。
ワークアラウンドとしては、communityパッケージのようにアイコンのpngを適当な場所において、mozc.confのIconNameに指定すればよさそう。
vscode のsettings-sync をしようとすると怒られる
- おとなしく gnome-keyring を入れるしか泣かさそう。
- ついでに、自動的にgnome-keyringが解除されるようにPAMの設定も。
- Arch wiki のナイスな記述
KDE wallet が自動でオープンされない
- 多分 この設定をすればいける KDE Wallet
- SDDM使ってるから自動で開かれるはずなんだけども・・・不思議。
jenkinsを動かす
- pacman -S jdk11-openjdk jenkins
- 設定ファイルは /etc/conf.d/jenkins
JAVA=/usr/bin/java
JAVA_ARGS=-Xmx512m -Djava.awt.headless=true -XX:+UseStringDeduplication
JAVA_OPTS=-Djava.io.tmpdir=/work/jenkins-tempdir
JENKINS_USER=jenkins
JENKINS_HOME=/work/jenkins
JENKINS_WAR=/usr/share/java/jenkins/jenkins.war
JENKINS_WEBROOT=--webroot=/var/cache/jenkins
JENKINS_PORT=--httpPort=8080
JENKINS_AJPPORT=--ajp13Port=-1
JENKINS_OPTS=
JENKINS_COMMAND_LINE="$JAVA $JAVA_ARGS $JAVA_OPTS -jar $JENKINS_WAR $JENKINS_WEBROOT $JENKINS_PORT $JENKINS_AJPPORT $JENKINS_OPTS"
標準の状態だと、
- JAVA の場所が違うので修正
- JAVA_ARG に headless 周りがついてないので追加 (-XXはなくても大丈夫だけどjenkinsのwikiにあったので入れておいた)
- httpPortが8081になっている
- java.io.tmpdir は指定してあげないと、(多分)systemd-tmpfile で/tmpが容量制限されてしまいノードがテンポラリ領域の容量不足でオンラインにならない(500MBとかに制限される)
- /var/cache/jenkins も必要な権限がないなら変更が必要
LXC
よく使うコマンド
コンテナ作成 (LVM使用、ディストリビューション選択を表示)
lxc-create -n jenkins -B lvm --vgname=vg0 --fssize=60G -t download
終了後、 /var/lib/lxc/jenkins/config
に設定ファイルができる
コンテナの開始と停止
lxc-start -n jenkins
lxc-stop -n jenkins
コンソール接続
lxc-console -n jenkins -t 0
lxc.net.0.ipv4.address は使わない
選択したディストリビューションによってはこの設定が効かないし、
Archのようにこれが有効になる場合でも、コンテナ内でsystemd-networkdが動いていてDHCPでIPアドレスを取得してしまい、IPアドレスが2つになったりする。
なので、おとなしくコンテナ内でIPアドレスを取得した方がよい
このとき、 MulticastDNS=1
を [network] に追加しておくとmDNSの解決ができる。(systemd-resolvedが有効な場合)
NetworkManagerでブリッジを作るときの注意
-
nmtui
とかGUIとかなんでも同じ - ブリッジを作るのは普通に作れば良い。
- プロファイル名はGUIで表示される名前なので何でも良いが、デバイス名は実際に指定するので単純な名前にした方が良い
- ブリッジに所属するネットワークアダプタは、それ単体の接続を削除しておく必要がある。(重要)
- 正しく設定できたときの表示はいかのような感じ。
$ ip a
3: enp5s0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc mq master nmbr0 state UP group default qlen 1000
link/ether 70:85:c2:3e:2b:99 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
6: nmbr0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc noqueue state UP group default qlen 1000
link/ether 62:43:a3:23:c6:28 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet 10.1.0.113/24 brd 10.1.0.255 scope global dynamic noprefixroute nmbr0
valid_lft 13324sec preferred_lft 13324sec
inet6 fe80::8126:c042:220c:f9cc/64 scope link noprefixroute
valid_lft forever preferred_lft forever
- nmbr0のメンバーにしたenp5s0に
master nmbr0
の表示があるのが重要 - あと、自動的に接続 的なところにチェックがはいってないと、 nmbr0 が DOWN になってる場合もあった