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長年の日本語キーボードユーザーが英語キーボードに移行してみた

2022/08/22に公開

環境

  • Arch Linux / KDE / Wayland
  • Ryzen 1700X / 64GB MEM

なんで乗り換えようとしているか?

  • なんとなく、出来る人は英語キーボードを使っているイメージがある
  • 英語キーボードを長年使っている知人が猛プッシュしている
  • 年単位でリアルフォース(キーボード)を使っていたが、ちょっと違うものを使ってみたくなった
  • 内藤かんチャンですごいいい音がするキーボードを使ってるのを(タイプ音)聞いて赤軸なキーボードを使いたくなった…

ようするに思いつき。

なんとなくのメリット・デメリット

メリット

  • 英語キーボードは世界中からセレクトできる
  • ノートPCのキーボードが英語でも問題なくなる

デメリット

  • 普通に売ってるノートPCは日本語配列なのでつらくなる
  • 他の人のPCを触る時にしんどい可能性がある

tl;dr;

良かった設定等のTIPSを下の日記から抜粋する

  • Wayland環境でキーリマップをするときは keyd がよさそう。
  • とりあえずのconfig gist

以下蛇足。

乗り換えてからの日記

1日め

  • とりあえずMozcの設定をする。
  • かな漢字変換のON/OFFは `ALT+`` としておいた
  • 押し方の問題なのか、ALT+`を押すとメニューバーにフォーカスされることが多くてイライラ
  • 普通の文字を打つのは困らないが、記号類は割と全滅。まいどまいどキーボードを見て探してる感じ
  • Enterキーを打つ時に上の方を叩いていたようで\が入力されることが多い。

2日め

  • ちょっとGolangのコードを書いてみる。:がShift入れないと入らないのがつらいなーと感じる。
  • 相変わらずALT+`でメニューバー問題に苦しむ。
  • 試しにWindowsで同じことをするとメニューバーにフォーカスがいくことはなく、どうもKDEのときだけ何か起きるっぽいことがわかった。
  • +がBackspaceとミスタイプすることが多かったり、まだまだちょっと慣れないなあという感じがある。
  • CTRL+スペースをかな漢字変換のトグルに使えばいいじゃん。というアドバイスをもらうも、それはVSCodeとかEclipseのコード補完のショートカットなのでやだなぁと思う。
  • 正直、日本語キーボードに戻ったほうが良いんじゃないかと思う

3日め

  • いっそのこと使わないCAPSキーをトグルに使ったら良いのではないかと思いつく。
  • 設定してみると、思ったとおり動く…が、CAPSも効いてしまってつらい。
  • あと、CAPSでIMEトグル、いくらなんでも変なのでは…
  • 右ALTも試してみたけど、結局ALTを押すとメニューバーにフォーカスされてしまうので無意味。
  • いろいろ試してみると、US→MOZCの時はフォーカスが取られなくて、Mozc→USの時にフォーカスが取られることがわかった。だからといってどうというわけではないのだけれども。
  • 相変わらず+はミスタッチする。BSと間違えるので被害が大きい
  • 正直、日本語キーボードに戻ったほうが良いんじゃないかと思うagain
  • でも、CAPSでどうにかなるかも。っていう感じもでてきている。
  • Xremapを使えばキーリマップできそう。

4日め

  • リマップ問題をどうにかするために keydを入れた
  • これの設定をどう書けば良いのかあまりドキュメントがなくてトライアンドエラーするハメになった。
[ids]
#*
04d9:4545

[main]
# Maps capslock to escape when pressed and control when held.
capslock = overload(control, muhenkan)
  • idsの部分は、lsusbなどを使ってvendor:prodID を取得してそのまま書けばおっけー。
  • idsとなっている通り複数行かける。
  • この部分は、systemd status keyd すればログにどのキーボードに適用したか表示されている
  • 違う意味でハマったのがキーの置き換え部分。
  • 上記の設定はcapslockを普通に押すと無変換とする、長押しするとCTRL扱いする。というもの
  • で、この状態でKDEの地域の設定→グローバル設定→IME ONするキーを設定すると、左Controlとなってしまって、無変換になってくれない。
  • なので、一度 capslock = muhenkan とした状態で、上記の設定を行い、無変換でON/OFFできるようにする
  • その後、default.confを書き換えてoverload...に戻してあげれば予定通りの動きをしてくれる。
  • ・・・が。なんか慣れない。やっぱりCTRL+SPACEかなぁ…

5日目

  • いきなり思いついた。ALT+`を別のキーに置き換えればメニューバーにフォーカスを持っていかれないで済むのでは?と思って試したらビンゴだった。
  • これでCTRL+SPACE食われてつらい問題もなくなるし、まぁ割と標準的な割当なのもよい。
  • 少なくともウチの環境では、 keyd で半角/全角(zenkakuhankaku) に置き換えた場合、それをKDEのショートカットとして設定できない。割と謎

その後

  • 上記の環境で今の所うまく動いている。
  • ただ、相変わらず記号はタッチタイプできていない(キーボード見てる)
    • 今後しばらく同じ文章が続きそうなのでとりあえずこれで本記事は〆とさせていただく

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