Zenn
🪪

Jenkinsに誤ったSSOを設定してしまった場合の戻し方

に公開

何がおきた?

手元のJenkinsに対して、Google Loginプラグインを使ってSSOを設定しようとしたが
エラーとなってしまいログインできなくなってしまった。
戻し方を調べたのでメモ。

方法1 config.xml を戻す

王道。最も安全。
Jenkinsの設定を大きく変える前は、 $JENKINS_HOME/config.xml をバックアップしておくと良い。
もちろん、私はバックアップしていなかったので次の手段を使った
※厳密にはバックアップはあるが、持ってくるのが面倒だった

方法2 config.xmlを編集する

<?xml version='1.1' encoding='UTF-8'?>
<hudson>
  <disabledAdministrativeMonitors>
    <string>hudson.node_monitors.MonitorMarkedNodeOffline</string>
    <string>hudsonHomeIsFull</string>
    <string>jenkins.diagnostics.SecurityIsOffMonitor</string>
    <string>jenkins.diagnostics.ControllerExecutorsAgents</string>
  </disabledAdministrativeMonitors>
  <version>2.492.2</version>
  <numExecutors>6</numExecutors>
  <mode>NORMAL</mode>
  <useSecurity>true</useSecurity>     ← この true を false にする

たったこれだけ。あとはJenkinsにアクセスすると認証なしで管理者になれる。
Jenkinsにアクセスしたあとは速やかに以下を行う必要がある。
Jenkinsの管理>Security 画面で…

  • ユーザー情報をJenkinsのユーザーデータベース に変更する
  • 権限管理 を認証されたユーザーのみ に変更する
  • Allow anonymous read access のチェックを外す

これをするまでの間、Jenkinsはログイン不要で設定変更ができてしまうので注意。
業務用の場合は、やらないほうが良いでしょう。

Discussion

ログインするとコメントできます