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Jenkinsに誤ったSSOを設定してしまった場合の戻し方
何がおきた?
手元のJenkinsに対して、Google Loginプラグインを使ってSSOを設定しようとしたが
エラーとなってしまいログインできなくなってしまった。
戻し方を調べたのでメモ。
方法1 config.xml を戻す
王道。最も安全。
Jenkinsの設定を大きく変える前は、 $JENKINS_HOME/config.xml をバックアップしておくと良い。
もちろん、私はバックアップしていなかったので次の手段を使った
※厳密にはバックアップはあるが、持ってくるのが面倒だった
方法2 config.xmlを編集する
<?xml version='1.1' encoding='UTF-8'?>
<hudson>
<disabledAdministrativeMonitors>
<string>hudson.node_monitors.MonitorMarkedNodeOffline</string>
<string>hudsonHomeIsFull</string>
<string>jenkins.diagnostics.SecurityIsOffMonitor</string>
<string>jenkins.diagnostics.ControllerExecutorsAgents</string>
</disabledAdministrativeMonitors>
<version>2.492.2</version>
<numExecutors>6</numExecutors>
<mode>NORMAL</mode>
<useSecurity>true</useSecurity> ← この true を false にする
たったこれだけ。あとはJenkinsにアクセスすると認証なしで管理者になれる。
Jenkinsにアクセスしたあとは速やかに以下を行う必要がある。
Jenkinsの管理>Security 画面で…
- ユーザー情報をJenkinsのユーザーデータベース に変更する
- 権限管理 を認証されたユーザーのみ に変更する
- Allow anonymous read access のチェックを外す
これをするまでの間、Jenkinsはログイン不要で設定変更ができてしまうので注意。
業務用の場合は、やらないほうが良いでしょう。
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