HP Prodesk 600 SFF G2 のケース交換
まえがき
やめておいたほうがいい。 まったく得しないしめんどくさい。
tl;dr;
- 起動時に USB コネクタが接続されていないエラーが表示される(Enter キーをおさないと進まない)
- 起動時に背面ファンエラーが表示される。(Enter キーをおさないと進まない) 元の筐体にも背面ファンなんか無いのに
- ロープロファイルからは開放されたが、電源ユニットが 240w なのでつらいはつらい。
モチベーション
- Prodesk 600 SFF の筐体は、ロープロファイルの拡張カードしか刺さらなくて色々と面倒
- ちょうど、PC ケースのあまりがあった。
入れ替えプラン
HP Prodesk 600 SFF 純正筐体 →Antec NSK 2480 (MicroATX までのケース)
電源の話
- これが原因でケース載せ替えてもまったくうれしくない
- 電源供給周りが専用仕様で、交換が一切効かない。
- 電源ユニット → マザーの電源ピンは 6 ピンの信号線ぽいの(横一列)と、ATX12V(CPU 電源、これは普通の規格品)、PCI-e 6 ピン(グラボに指すやつ。あれがマザーに刺さる) で構成されているっぽい。
Amazon で普通の ATX 電源ケーブルからの変換もあるようだが試していない
- https://www.amazon.co.jp/dp/B08B6D5KWC
- https://www.amazon.co.jp/dp/B06XW7RWNH
- https://www.amazon.co.jp/dp/B077PXQL71
特に <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B07PNGTB2Y">これ は対応機器に普通に 600 SFF G2 が入っているので使えるだろうなぁ。という感じ。
試していないから何とも言えないけれども、写真と実物を見比べた限りではうまく行きそうに見える。電圧の変換を行うとかそういうことはしないだろうから、ピン配列さえあっていれば動く…はず。
2020/09/08 追記
(この変換ケーブル)[https://www.amazon.co.jp/dp/B07PNGTB2Y] で ATX 電源から変換してみたが、きっちり動いている。マザーボードから SATA の電源が取れるのはすごい便利。
マザーボードのピン配置
これが書きたかった
↑CPU
12n34
56789
- 1&2 1 側が+で、電源 LED
- 5&6 5 側が+で、HDD LED
- 7&8 電源ボタン
- 残りは不明
その他
CPU ファン
CPU ファンは、ネジ止め式だがネジの受けがケース側にある。 しかし、サイズの合うナットを裏につけてしまえば問題なく止めることができる。
ダイソーで売っているボルト・ナット・ワッシャーセット M4~M6 の M4 のナットがぴったり合う。
CPU 側のスプリングを潰しながら(ようするにドライバーでネジを押し回し)すれば締めることができる。
CPU グリスはカピカピになっているので安物でもいいから塗り直したほうが良い。
ひとつだけ朗報なのは、プラスチックの風道パーツは、かぶさっているだけなので手で引っ張れば外れる。
そして中身はおそらく Intel 純正の CPU クーラー。ケースを替えても困らない。
マザーボード
サイズは普通に microATX のようだ。
ネジ穴の位置も、普通のマザーと変わらない。
ネジ
すべてのネジがちょっと妙なネジになっていて扱いづらいので、普通のネジに交換した。
スピーカー
元の筐体からもぎ取ればいいのだが、ネジがトルクスかなにかになっていて取れないので諦めた。
Discussion