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UAP nanoHD をUniFi Network Applicationに接続した

2023/11/29に公開

はじめに

Ubiquitiの UAP nanoHDを知人から譲ってもらった。それはいいが、この無線AP、Unifi Network Applicationに接続するか、もしくは同社のルーター的なものを使っていないと簡易な設定しかできない。 (とはいえ、その簡易設定でウチでは十分なんだが…)
ちょっとそのままでは悔しいので、接続を試みたログである。

Unifi Network Applicationの準備

dockerコンテナがあるのでそれを使えば簡単。手元の環境では、docker composeを使用した。
別に起動自体は簡単。起動後、WebUIは 8443番ポートで起動している。ログインとかアカウントの作成とかは省略。

Web UIにアクセスしたら、左側メニューの System > Advanced > inform Host のoverrideにチェックを入れ、その下のテキストボックスに、LAN内からアクセス可能なIPアドレスかホスト名を書いておく。(そして忘れず Apply Change)

docker compose down してから up で再起動してこちらは準備完了

version: "3"
services:
  unifi-network-application:
    image: lscr.io/linuxserver/unifi-network-application:latest
    container_name: unifi-network-application
    environment:
      - PUID=1000
      - PGID=1000
      - TZ=Etc/UTC
      - MONGO_USER=unifi
      - MONGO_PASS=unifi-pwd
      - MONGO_HOST=unifi-db
      - MONGO_PORT=27017
      - MONGO_DBNAME=unifi
      - MEM_LIMIT=1024 #optional
      - MEM_STARTUP=1024 #optional
      - MONGO_TLS= #optional
      - MONGO_AUTHSOURCE= #optional
    volumes:
      - ./unifi-data:/config
    ports:
      - 8443:8443
      - 3478:3478/udp
      - 10001:10001/udp
      - 8080:8080
      - 1900:1900/udp #optional
      - 8843:8843 #optional
      - 8880:8880 #optional
      - 6789:6789 #optional
      - 5514:5514/udp #optional
    networks:
      - external
      - internal
    restart: unless-stopped
  unifi-db:
    image: docker.io/mongo:4
    container_name: unifi-db
    volumes:
      - ./mongodb:/data/db
      - ./init-mongo.js:/docker-entrypoint-initdb.d/init-mongo.js:ro
    networks:
      - internal
    restart: unless-stopped
networks:
  internal:
    internal: true
  external:
    #driver: host
    #external: true

APを Unifi Network Applicationに接続する

まず、工場出荷状態に戻す。これは必須。Standaloneモードでセットアップされたあとでは、Applicationへの接続寸前まで行くが接続できない。

工場出荷状態でとりあえず、LANに接続してDHCPからIPアドレスが取得されるまで待つ。
IPアドレスが取得されたら、そのIPアドレスに対してSSHで接続する。
ユーザー名は ubnt パスワードも ubnt で接続できる。
※ コマンド例 ssh ubnt@192.168.1.123

接続後、 set-inform http://192.168.1.234:8080/inform のようなコマンドを入力する。
IPアドレスは、Unifi Network Applicationが動いているホストのIPアドレス。
このコマンドを入力したあと、Unifi Network Applicationを開いてみると、通知が来ていて Adoption待ちのデバイスがある。とお知らせしてくれるのでそこから承認すればOK。
なお、工場出荷状態にしていない場合、ここでお知らせがでない。スマホのアプリで見ると、Pending Adoption というステータスにはなるが、どうやっても接続できなかった。

接続されると…

端末ごとの帯域使用量だとか、色々と見れて大変楽しい。
別段課金が発生するわけではないのでオススメ。

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