UAP nanoHD をUniFi Network Applicationに接続した
はじめに
Ubiquitiの UAP nanoHDを知人から譲ってもらった。それはいいが、この無線AP、Unifi Network Applicationに接続するか、もしくは同社のルーター的なものを使っていないと簡易な設定しかできない。 (とはいえ、その簡易設定でウチでは十分なんだが…)
ちょっとそのままでは悔しいので、接続を試みたログである。
Unifi Network Applicationの準備
dockerコンテナがあるのでそれを使えば簡単。手元の環境では、docker composeを使用した。
別に起動自体は簡単。起動後、WebUIは 8443番ポートで起動している。ログインとかアカウントの作成とかは省略。
Web UIにアクセスしたら、左側メニューの System > Advanced > inform Host のoverrideにチェックを入れ、その下のテキストボックスに、LAN内からアクセス可能なIPアドレスかホスト名を書いておく。(そして忘れず Apply Change)
docker compose down してから up で再起動してこちらは準備完了
version: "3"
services:
unifi-network-application:
image: lscr.io/linuxserver/unifi-network-application:latest
container_name: unifi-network-application
environment:
- PUID=1000
- PGID=1000
- TZ=Etc/UTC
- MONGO_USER=unifi
- MONGO_PASS=unifi-pwd
- MONGO_HOST=unifi-db
- MONGO_PORT=27017
- MONGO_DBNAME=unifi
- MEM_LIMIT=1024 #optional
- MEM_STARTUP=1024 #optional
- MONGO_TLS= #optional
- MONGO_AUTHSOURCE= #optional
volumes:
- ./unifi-data:/config
ports:
- 8443:8443
- 3478:3478/udp
- 10001:10001/udp
- 8080:8080
- 1900:1900/udp #optional
- 8843:8843 #optional
- 8880:8880 #optional
- 6789:6789 #optional
- 5514:5514/udp #optional
networks:
- external
- internal
restart: unless-stopped
unifi-db:
image: docker.io/mongo:4
container_name: unifi-db
volumes:
- ./mongodb:/data/db
- ./init-mongo.js:/docker-entrypoint-initdb.d/init-mongo.js:ro
networks:
- internal
restart: unless-stopped
networks:
internal:
internal: true
external:
#driver: host
#external: true
APを Unifi Network Applicationに接続する
まず、工場出荷状態に戻す。これは必須。Standaloneモードでセットアップされたあとでは、Applicationへの接続寸前まで行くが接続できない。
工場出荷状態でとりあえず、LANに接続してDHCPからIPアドレスが取得されるまで待つ。
IPアドレスが取得されたら、そのIPアドレスに対してSSHで接続する。
ユーザー名は ubnt パスワードも ubnt で接続できる。
※ コマンド例 ssh ubnt@192.168.1.123
接続後、 set-inform http://192.168.1.234:8080/inform
のようなコマンドを入力する。
IPアドレスは、Unifi Network Applicationが動いているホストのIPアドレス。
このコマンドを入力したあと、Unifi Network Applicationを開いてみると、通知が来ていて Adoption待ちのデバイスがある。とお知らせしてくれるのでそこから承認すればOK。
なお、工場出荷状態にしていない場合、ここでお知らせがでない。スマホのアプリで見ると、Pending Adoption
というステータスにはなるが、どうやっても接続できなかった。
接続されると…
端末ごとの帯域使用量だとか、色々と見れて大変楽しい。
別段課金が発生するわけではないのでオススメ。
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