📝

ZFSシングルディスクのプールをミラーに変更する

2021/08/16に公開

20210724 ZFSシングルディスクのプールをミラーに変更する

前提

  • 以下の作業は root ユーザーでSSHした状態で行っている。
  • 追加するSSDは容量が同じだが、別のOSで使っていたものである。
  • FreeBSD 12.2-RELEASE-p6 df578562304(HEAD) TRUENAS

現状確認

追加するプールは kube である。実行前の状態を確認する。
追加するディスクは da2 として認識されている。

# ls /dev/da*
/dev/da0        /dev/da3        /dev/da4p2      /dev/da6p1
/dev/da0p1      /dev/da3p1      /dev/da5        /dev/da6p2
/dev/da0p2      /dev/da3p2      /dev/da5p1
/dev/da1        /dev/da4        /dev/da5p2
/dev/da2        /dev/da4p1      /dev/da6

# zpool iostat

NAME        SIZE  ALLOC   FREE  CKPOINT  EXPANDSZ   FRAG    CAP  DEDUP    HEALTH  ALTROOT
boot-pool  9.50G  6.89G  2.61G        -         -    15%    72%  1.00x    ONLINE  -
kube        222G  71.5G   151G        -         -    17%    32%  1.00x    ONLINE  /mnt
pool       10.9T  9.41T  1.47T        -         -    19%    86%  1.00x    ONLINE  /mnt

# zpool status kube
  pool: kube
 state: ONLINE
config:

        NAME        STATE     READ WRITE CKSUM
        kube        ONLINE       0     0     0
          da1       ONLINE       0     0     0

追加するディスクの準備

da2 が追加するディスクなので準備を行っていく。
今回は、ディスクをまるごとZFSプールに追加するのでパーティションは切らない。
ちなみに、この追加の仕方をすると gpart list をしたときにリストに表示されなくなる。

# gpart destroy -F /dev/da2
da2 destroyed

# gpart create -s gpt /dev/da2
da2 created

ZFSプールにディスクを追加してミラーに

# zpool attach kube /dev/da1 /dev/da2

/dev/da1 は既存のディスクのデバイス名
/dev/da2 は追加するディスクのデバイス名

Discussion