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kubernetes 1.16 -> 1.18 アップグレードメモ

2021/08/11に公開

前提として知っておくべき知識

  • kubernetes のマイナーバージョンを飛ばしたアップグレードは不可能
  • マスターとワーカーのノードのマイナーバージョンは 0.1 違いまで許される
  • なので、1.16 -> 1.17 、1.17 -> 1.18 と 2 回のバージョンアップが必要

1.16 -> 1.17

準備

以下の問題にひっかかるので、 マスターノードの、 /var/lib/kubelet/config.yaml に以下の二行を追加

featureGates:
  CSIMigration: false

実際のバージョンアップ

1.16 から 1.17.x にバージョンアップ。

マスター

$ sudo apt-mark unhold kubeadm kubelet kubectl
$ sudo apt update
$ sudo apt install kubeadm=1.17.4-00 kubelet=1.17.4-00 kubectl=1.17.4-00
$ sudo kubeadm upgrade plan
(upgradeしてよいという表示がでるかチェック)

$ sudo kubeadm upgrade apply v1.17.4

ワーカー

以下を 1 台ずつ、全台に対して行う

$ kubectl drain <workername> --ignore-daemonsets --delete-local-data
※ metrics-serverがひっかかるので、delete-local-dataを付けている。
※ 当方の環境はデータは全てNFSなので問題無いが、セットアップによってはマズいかもしれない

$ sudo apt-mark unhold kubelet kubectl kubeadm
$ sudo apt update
$ sudo apt install kubelet=1.17.4-00 kubectl=1.17.4-00 kubeadm=1.17.4-00

$ kubectl uncordon <workername>

1.17 -> 1.18 へのバージョンアップ

ここまでの手順を 1.17.4 -> 1.18.1 (執筆時点)に変更して、再度実行する。

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