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技術のアウトプットについて

2023/02/05に公開

先日伊藤淳一さんが登壇された
「Qiita1位のアウトプットの達人が語る、良質な記事を量産する秘訣」
というイベントに参加しました。

とてもタメになる内容だったので、自分の中に落とし込むという意味を込めて
振り返り記事を書いていきたいと思います。

技術記事を書いたことがない、
書きたいけど何を書けばいいの?
そもそもアウトプット自体どうすればいいのかわからない、
そんな人の役に立てればと思って書いていきます。





私自身のスペックとしてはプログラミング未経験から
RUNTEQというプログラミングスクールでWebエンジニアを目指して勉強中の身で
今がプログラミングを始めて半年ちょっとといったところです。

自分のポートフォリオについての簡単なQiita記事を一度書いたことはありますが
Zennへの投稿は初めてで記事を書き慣れておらず、至らぬ点もあると思いますがご了承ください。





まず伊藤さんの考え方として、アウトプットを継続している理由は
みんなで知見を共有しあって世界をよくしていきたい
という思いが根本にあるからだというお話でした。

エンジニアの世界はgiveの精神が大切ということを聞いてはいましたが
スクール関係者以外の方からそういう話を初めて聞いたので
やっぱり文化として確立されているのかなあと感じました。

確かに自分自身勉強していて詰まることばかりで先人の書き留めてきた技術記事やブログには
非常に助けられています。

その情報をもらうだけではなく自分が助かったように自分も誰かを助けるために記事を書く。
伊藤さんはこの気持ちで知見の発信を始めて今に至るとのことでした。

私はアウトプットは誰かのためというより、自分の勉強のためという思いで行っている部分が
強かったのですが、この話を聞いて今までの考え方は少し改めようかな〜と思いました。

お話の中でもあったのですが誰かのために書こうとすると無責任なことは書けないですし
人に理解してもらえるようにわかりやすく書く必要も出てきます。
そのためにはもちろん自分でめちゃくちゃ調べないといけません。
その過程で自分の知識をつけていく方が健全なようですね。

何かに詰まる→ 調べる→ 解決する→ これは他の人も詰まるのでは?→ じゃあ記事にしよう!

この流れがベストなんだなと思いました。
確かにせっかくまとめるなら誰かの役に立つ方が自分自身も嬉しいですしね。
もちろん記事に限らずコミュニティやSNSへのアウトプットにもこれは当てはまると思います。





あとアウトプットすることとして
プログラミングに関することだけである必要はないという話も印象的でした。
自分の好きなことや得意なこと、何かしらの成功体験など
とりあえず誰かに感謝される内容であればそれは立派なアウトプットであるということでした。

個人的には勉強していると肩が凝ったり座ったままで腰が痛くなったりするので
そういうの解決してくれる情報を知れると確かにありがたいなあと思います。笑
いきなり技術記事書くのはハードルが高いと思うのなら自信を持って書けることについて書いて
発信すること自体に慣れていくことが大切なのかなと思いました。





ただ、そうは言っても技術ネタを書けるに越したことはないので
こんなネタは書きやすいんじゃないかということも紹介して下さっていました。

・トラブルシューティング、エラー解決系やHow-to系
・ツールやライブラリの新機能
・技術を理解するための自分なりのアプローチ
などなど

注意点としては技術書や他の人の記事の丸写しはNGというところですね。
これはごもっともだと思いました。
あくまで自分の言葉でわかりやすく説明できることがやっぱり一番重要だと思います。
わかりやすさでいうと、何も見ずに小学生に説明するとしたら?
くらいのところまで噛み砕いて書いてみるといいとのことでした。





技術記事については私もですが、初学者が書いても意味ないんじゃないか
と思ってしまうかもしれませんがそんなこともないようで。
初学者なら初学者のために書けばいい、いわゆるペルソナ(仮想読者)を決めて書けばいいという
アドバイスがありました。
そもそも誰の役にでも立つような記事を書くのはつよつよエンジニアの人にとっても
至難の業なのではないかと思います。

自分のできる範囲で人のためにできることをする。
この考え方を持っておくべきなのかなと感じましたね。

この話の中でこの考え方すげーって思ったのが
3日前の自分をペルソナにするという考え方です。

今回のイベントでお聞きした内容の中でこの話が一番心に残りました。

ずっと詰まっていたエラーが解決できた方法は
3日前の自分からしたら喉から手が出るほど欲しい情報だと思います。
世の中にはそんな3日前の自分と同じような状況の人もいると思うので
まずはそんな人たちに向けて記事を書いてみることから始めていこうと思いました。





あと最近読んだ本に書かれていたことで通ずる部分があるなと感じたことなのですが
何かを発信する際には8割は誰かのためになる情報、2割は自分に興味を持ってもらえる内容
発信してみるのもいいんだとか。

記事を書く上で、せっかくなら自分のことを認知して欲しいという考える人もいると思うので
人のために書くことを前提に置いた上で少し個性を出してみるのもいいかもしれませんね。

例えばクスッと笑える内容を盛り込んでみたり、
例え話をするときに自分の好きなものに例えてみたり。

ちょっとしたユーモアなどを交えることは記事の読みやすさにも繋がると思うので
そういったテクニックも使えるようになれたらなと思いました。





今回スクール外のイベントに初めて参加しましたがとても参考になりました。

自分から情報を拾っていく姿勢もエンジニアには必要かなと考えているので
これからも積極的に情報収集やイベント参加していきたいと思います。

何より技術記事をどんどん書いていきたいという思いが強くなったので
誰かの役に立てるようにという気持ちを持って
定期的にアウトプットも行っていきたいと思います。

簡単ですがこんな感じで。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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