HTTPサーバーパッケージ Express初期設定
概要
Expressの初期設定についての説明
結論
// Expressサーバモジュールの読み込み
const express = require('express');
// HTTPサーバの本体
const app = express();
// 静的ファイル設定
app.use(express.static('public'));
// テンプレートエンジン設定
app.set('view engine', 'ejs');
解説
HTTPサーバの本体
express関数を実行した結果を受け取ったapp変数がHTTPサーバの本体となります。
app.use()等、後続の処理で利用していきます。
静的ファイル提供設定
静的ファイルを格納するディレクトリを指定します。そうすると静的ファイルへのアクセスがあった場合、ここで設定したディレクトリの中から提供します。
今回はpublicディレクトリを指定しています。
静的アセットファイルを格納しているディレクトリーの名前を express.static ミドルウェア関数に渡して、ファイルの直接提供を開始します。例えば、public というディレクトリー内のイメージ、CSS ファイル、JavaScript ファイルを提供するには、次のコードを使用します。
app.use(express.static('public'));
app.set
app.setとはExpressの色々な設定を行う関数です。第一引数に設定項目、第二引数に設定値を指定します。
app.set(name, value)
Assigns setting name to value. You may store any value that you want, but certain names can be used to configure the behavior of the server. These special names are listed in the app settings table.
今回は、使用するテンプレートエンジン(view engine)の設定を行っています。
テンプレートエンジンとはテンプレート機能を提供するパッケージやモジュールのことです。
今回はejsというパッケージを指定しています。
テンプレートエンジンとして使用するパッケージはrequireしなくても、自動で読み込んでくれます。
参考
Express での静的ファイルの提供
Application Settings
app.set(name, value)
Express でのテンプレート・エンジンの使用
Discussion