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[作業ログ] 複数バージョンのGoを管理する
はじめに
Go 1.18 がリリースされました。
ジェネリックスやワークスペースなど新しい機能を試してみたいですがバージョンアップして不具合があったりしたら以前のバージョンを利用するにはどうするのが良いのか？
またはデフォルトで利用しているGoのバージョンは変えずに新しいバージョンを利用する方法はあるのかを調べていました。
結論、公式にやり方が書いてあったのでそれを実際にやってみました。
go install で今デフォルトで動かしているGoのバージョン以外のGoをインストールして動かせるのですね。
goenv というPythonでいうpyenvのようなものもあるようですが更新が止まっているようですし、公式に提供されているものでやるのがよさそうです。
他のバージョンのGoをインストール
Go1.17をインストール
Go 1.17をインストールする場合には以下のようになります。
$ go install golang.org/dl/go1.17@latest
go: downloading golang.org/dl v0.0.0-20220315170520-faa7218da89a
$ go1.17 version
go1.17: not downloaded. Run 'go1.17 download' to install to /Users/{username}/sdk/go1.17
$ go1.17 download
Downloaded 0.0% ( 16384 / 135938157 bytes) ...
Downloaded 12.7% ( 17268640 / 135938157 bytes) ...
Downloaded 57.4% ( 78020016 / 135938157 bytes) ...
Downloaded 100.0% (135938157 / 135938157 bytes)
Unpacking /Users/{username}/sdk/go1.17/go1.17.darwin-amd64.tar.gz ...
Success. You may now run 'go1.17'
$ go1.17 version
go version go1.17 darwin/amd64
インストール可能なバージョンはダウンロードページで確認できます。
Go1.18のインストール
$ go install golang.org/dl/go1.18@latest
go: downloading golang.org/dl v0.0.0-20220315170520-faa7218da89a
$ go1.18 version
go1.18: not downloaded. Run 'go1.18 download' to install to /Users/${HOME}/sdk/go1.18
$ go1.18 download
Downloaded 0.0% ( 16384 / 137870667 bytes) ...
Downloaded 13.6% ( 18792320 / 137870667 bytes) ...
Downloaded 69.6% ( 95894832 / 137870667 bytes) ...
Downloaded 100.0% (137870667 / 137870667 bytes)
Unpacking /Users/${HOME}/sdk/go1.18/go1.18.darwin-arm64.tar.gz ...
Success. You may now run 'go1.18'
$ go1.18 version
go version go1.18 darwin/arm64
これで $HOME/sdk にインストールされます。
インストール先は以下のコマンドで確認できます。
go1.18 env GOROOT
以下のように GOROOT/bin にパスを通しておくとバージョン番号無しで go コマンドを実行できるようになります。
必要に応じて設定しておきましょう。
# Go
export GOROOT=$(go1.18 env GOROOT)
export PATH=$PATH:$GOROOT/bin
これで心置きなくバージョンアップしたりお試しができそうです。
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