異常に安いDDPSのVPSを契約してみた
今使っているサーバーはConohaの1GBプランなのだが、どうにも同じくらいの値段でメモリ4GBのサービスがあると聞いて試しに契約してみました
登録~
登録直後に契約・支払いをしたものの、約一ヶ月の間ほぼ音沙汰がなく、サイト上での問い合わせにも返答がありませんでした
ついにはサービスの状態は保留中なのに翌月分の料金が引き落とされたのでTwitterで問い合わせたところシステムの不具合で問い合わせを一切確認できていなかったとのことでした
状態が保留中でも問答無用で請求書を送ってくる上、保留中は解約もできないので、そうなった場合はTwitterで問い合わせるのが正解だと思います
利用開始~
Twitterで問い合わせた後、ようやくサーバーの情報が送られてきました
初期でインストールされているOSはUbuntu 18.04でした
とりあえず送られてきた情報をもとにsshをつないでみるもどうにも動作が不安定で、とくに、システムのアップデートなどを行うと応答が遅くなったり接続が切断されたりと散々でした
兎にも角にも不安定でアップデート実行中にサーバーから切断され、何度かOSを再インストールする羽目になりました
万が一起動不可能になった場合、一応レスキューモードというものがあるため対処することは可能だと思いますが、使い勝手がいいとは言い難いです
OSインストール~
選択肢に無いOSは実質インストール不可能でした
一応ISOをアップロードして、インストーラーを起動することはできるのだが、直接操作するすべがない(VNCなどがない)ため、SSHを使うことができないインストーラーを操作することができません
最初はAlmaLinuxを入れようかと考えていたものの選択肢になかったため、CentOSをインストールし、あとからAlmaLinuxに移行しました
アプリケーションという項目があり、プリセットをインストールする機能はありましたが、提供されているプリセットはLAMPのみでした
運用開始~
先程も述べたがこのサーバーはSSHが不安定で安定して使うことが難しく、コマンドの応答も妙に遅く、Nginx+phpという比較的軽い構成でも遅延を感じるほどでした
ベンチマーク他
物理的に距離が遠いことを考慮しても遅すぎると感じたため、とりあえずUnixBenchを走らせてみたところ、シングルコア性能では約5倍、マルチコア性能でも約4倍の差をつけてConohaが圧勝していました
Conohaは第5世代のE5-2640 v4を使っているのに対しDDPSは第3世代のE3(詳細は不明)を使っているため、世代差が顕著に現れていると思われます
また、CPUクロックも1.7GHzに制限されているため、実用性に難ありという感じでした
一応日本の場合は3GHz以上クロックが出るらしいのでもし検討しているのであれば日本を選択するのが正解だと思います
まとめ
日本鯖は契約していないのではっきりと言えないが、サンノゼ鯖は確実に使い物にならないのでやめたほうがいいです
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