X Mile(クロスマイル)がZennでテックブログを始める理由
はじめまして、X Mileでエンジニアをしている蝦名です。
1人目のエンジニアとして入社してから2年ほど経ち、ついに会社のテックブログを立ち上げることになりました🎉
X Mileとは
X Mileは令和を代表するメガベンチャーを創るというミッションのもと、令和元年に創業されたスタートアップ企業です。
エックスマイルと呼ばれることが多いですが、クロスマイルと読みます。
コーポレートサイトのファビコンがX(旧Twitter)社と非常によく似ていますがこちらが先行です。
事業内容
X Mileは、ノンデスク産業(物流、建設、製造など)に特化したSaaSプラットフォームを展開し、従事者及び消費者の生活の質を向上させることで社会への貢献を目指しています。
具体的には、「人手不足」と「労働生産性の低さ」という2つの大きな課題に対して、人材とテクノロジーの両面からアプローチしています。人手不足に対しては、人材プラットフォーム「クロスワーク」や「ドライバーキャリア」を展開し、労働力の補充を支援しています。一方で、労働生産性の向上には、SaaSプラットフォーム「ロジポケ」を提供し、物流業界のDX化を推進しています。
直近でシリーズBにて約18億円の資金調達を実施し、累計調達金額は約26.8億円となりました。SalesNow Growth Award2024のStartup部門1位に選出されたりもしています。
テックブログを始める理由
X Mileはこれまでビジネス面での強さが認識されていましたが、技術的な側面の発信にはそれほど注力できていませんでした。手前味噌ではありますが、今のX Mileはノンデスク産業のDXを推進するにあたって課題解決力が試される非常に刺激的な環境でして、この面白みを外部に発信しないのは勿体無いと感じ、積極的に公開していくための媒体としてテックブログを開設することにしました。主なトピックとして以下の内容を予定しています。
技術広報
弊社では主に以下のような技術を使っています
- Ruby on Rails
- React、Next.js(TypeScript)
- AWS
スタートアップの3種の神器ですが、これらの技術を使ってどのように開発体験・生産性の向上に取り組んでいるのか、またサービスのグロースに伴ってどのようにシステム・組織をスケールさせていくのかといったコンテンツを配信していきます。
また、特徴的な部分として
- Github Copilot
- CodeRabbit
などの生成系ツールなど積極的に導入しています。生成系ツールが当たり前になる時代を見越して、開発組織としてどのように利活用していくのか、実際に使用してみての所感やハック方法なども模索していければと思っています。
イベント登壇やカンファレンス参加のレポートなど
技術広報活動を強化するとともに、技術イベントやカンファレンスへの参加も積極的に行っていきます。直近の大きなトピックとしてはRuby Kaigiへの参加を予定しており、イベント参加後にはレポートを発信することで、技術コミュニティへの貢献を目指します。
またオフィスが東新宿駅直結(2024年4月現在)という立地の良さを活かして自社開催のイベントも増やしつつ、レポートなども配信していけたらと考えています。
おまけ: Zennを選んだ理由
テックブログを始めるにあたって、やるやらないの意思決定はすぐに決まりましたが、どの媒体で発信するかは少し迷いました。
結果として、以下の理由からZennに決定しました
- 記事がエンジニア個人の資産としても残る
社用アカウントだけで運用していると業務の一環としての作業になってしまい、運用コストが重たくなるように感じました。
X Mileでは各エンジニアのキャリアプランと実際の業務内容ができる限り一致するような組織にしたいと考えており、そういった価値観とZennのPublicationの相性がよかったです。 - 気軽に記事を書きやすい
Markdown形式で書けるのはもちろんですが、Github連携が出来たりエディタの自由度が高かったり、執筆体験が他の媒体よりも優れている印象です。
スレッド形式で記録を残せるScrapsの機能も、スタートアップで試行錯誤する過程をそのままアウトプットしやすく、気軽に情報発信しやすい点も👍
最後に
私たちは、ノンデスクワーカー版のエス・エム・エスさんやメドレーさん、エムスリーさんのような大きな存在になることを目指しており、エンジニアとして多角的な視点から社会課題に取り組みたい方を歓迎します!
人口減少が進むなか、日本の最重要課題に取り組める事業を推進したい方は、共に働きましょう。
Discussion