~/.config/husky/init.sh に移行しろと警告がでる

はじめに

この記事では、husky による git hooks を使用した時に
~/.huskyrc is DEPRECATED, please move your code to ~/.config/husky/init.sh
という警告が出た場合の対処法について書きます。

環境

husky のバージョンは以下の通りです。

"husky": "^9.1.1",

'/.config/husky/init.sh' とは

husky は、git commit や git push などの git コマンドを実行する際に、事前に設定したスクリプトを実行するためのツールです。
以前は~/.huskyrcファイルに設定を記述していましたが、このファイルは非推奨となりました。

対処法

~/.huskyrc が非推奨となったため、~/.config/husky/init.sh に移動する必要があります。
上記のファイルはプロジェクトのルートディレクトリではなく、ユーザーディレクトリに存在します。
ls -aなどで存在を確認しつつ進めてください。

以下の手順で移動してください。

1. ~/.huskyrc の内容をコピーします。

2. ~/.config/husky/init.sh を作成します。

mkdir -p ~/.config/husky
touch ~/.config/husky/init.sh

3. ~/.config/husky/init.sh に ~/.huskyrcのコピーした内容を記述します。

4. 実行権限を付与します。

chmod +x ~/.config/husky/init.sh

5. ~/.huskyrc を削除します。

rm ~/.huskyrc

以上で対処完了です。