株式会社XAION DATAに入社しました!
はじめに
2025年10月より株式会社XAION DATA(ザイオンデータ)に中途で入社しました、高橋志英(ゆきひで)と申します。
XAION DATAは、"Maximize the Value of the World" をミッションに掲げ、「AUTOHUNT」、「AUTOBOOST」などのプロダクトを開発しているHRテック領域のスタートアップです。
こちらの記事では、転職の経緯や、入社してみての感想を共有したいと思います。
転職の経緯
私は2025年9月まで、観光客向けチャットボットなどを開発する都内のスタートアップにエンジニアとして従事しました。
ベクトル検索 を用いた検索機能の実装、運用保守を主な業務としておりました。スタートアップらしく、フロントエンド、バックエンド、インフラと幅広く携わらせて頂きました。
そんな私が転職を決めた理由としては、機械学習により深く携わりたかったからです。ベクトル検索も機械学習を用いた技術ではありますが、実情としてはエンべディングモデルのAPIや、ベクトルデータベースのAPIを用いてプロダクトの開発をしておりました。それより深く、機械学習の理論やモデルの構築、デプロイまでをやりたいと思うようになりました。こちらが転職を考えた一番大きな理由になります。
その上で、希望条件として「仕事で英語が使える」と「スタートアップであること」を挙げました。理由として前者は、私が英語をネイティブで話せるのでそちらを使って会社に貢献したかったから、後者は前職と同じように幅広く開発業務に関わりたかったからになります。
XAION DATAを選んだ理由
私が最終的にXAION DATAを選んだ理由としては、上記の条件を全て満たしている上で、「カルチャーやバリューに共感した」からになります。
私は転職活動の時、面接の逆質問で必ずチームの文化について質問していました。一社員として気持ちよく働けるかどうか、企業文化と自分の性格のマッチ度を測りたかったためです。
そんな中、XAION DATAは一次面接でこちらが質問をする前にDevカルチャーのスライドを共有頂き、開発チームで大事にしている文化について学ぶことができました。特に面接を通して印象に残ったのは、「オープンなコミュニケーション」と「Integrity First」になります。
実は、私は国籍の関係でシンガポールの陸軍に二年ほど従軍したのですが、そこでもIntegrity(透明性)の重要性が説かれていました。特にチームで目標を達成したい場合は信頼関係が重要で、ハッピーなことだけではなくトラブルが発生した時に即連絡できるような良い風通しをつくることが重要視されていました。そこで教育を受けたからか、Integrityは私が大事にしているバリューの一つであり、同じバリューを掲げているXAION DATAを魅力に感じました。
また私はプロフェッショナルとしての意識を持ちたいと考えており、オープンなコミュニケーションを通して自身の間違いや苦手なことも素直に伝えることによって責任を果たしたいと思っていました。
総じて言うと、会社の文化に共感できたことが、XAION DATAを選んだ決め手となります。
入社した印象
オンボーディングの印象
オンボーディングのドキュメンテーションは丁寧に書かれておりました。会社で使っている色んなツールの紹介から、ワークフローの紹介まで、いちエンジニアとして貢献できるように知識を与えてくれるものでした。
特徴的だったのは、それぞれのツールをまず最低限動かせるようにしてから、より深い理解に導く、ということでした。そのため、「Githubの紹介を受けながら、Slackでも必要なチャンネルに入り、コミュニケーションが取れる」というような状態にさせてくれました。個人的に、一つのツールについて深く理解してから次のツールに移るよりも、この「並列進行」のスタイルが好きでした。
Agileらしく、全ての要素において「最低限」の状態を達成してから、それぞれの要素を深掘りしていくスタイルが自分にマッチしていました。
出社について
開発チームは二週間に一回の出社となっております。
ただ私はチームの方々とコミュニケーションを取るべく、当分は週二回、出社しようと思っています。
英語について
私の期待通り、仕事では日本語と英語両方を使っています。
開発チームの半数以上が海外籍ということもあり、開発チーム内では英語を使うことが多いです。これからも日英のバイリンガルであることを強みに、貢献していきたいと思っています。
業務内容
XAION DATAは「プロダクト事業」と「AI/ソリューション事業」の両軸があるのですが、後者に関わっています。WEB上のオープンデータに加えて、企業が持っているクローズドデータを用いて企業様向けに人材領域のソリューションを開発していく事業になります。
まだ入社から1週間しか経っておらず、オンボーディングを終えたばかりですが、オンボーディング中も社内ステークホルダーとコミュニケーション(ランチにも行きました!)をとり、これから具体的なタスクをこなしていくフェーズです。
開発ワークフローについて
XAION DATAではScrum(スクラム)を採用しています。前職でもScrumを採用していたのですが、XAION DATAではチーム内ルールやプロトコルが多い印象を受けました。
例を挙げると、
- Estimationをチーム全員で行う。
- RetrospectiveミーティングでKPT(Keep, Problem, Try)を用いてSprintの振り返りを行う。
- Burn-down rateやVelocityをモニターしている。
コードだけではなく、プロジェクトマネジメントについても学べそうで楽しみです。
これからについて
最後になりますが、採用頂いたXAION DATAさんと、オンボーディングを支えて下さった同僚、上長に感謝を申し上げます。
この先のプランとしては、まず自分に求められた役割を深く理解したいと思っています。その上で開発フローにいち早く慣れ、技術的な貢献をしていきたいと思います。
「感謝・謙虚・努力」をモットーに、日々邁進していきます!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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