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優秀な人はなぜ優秀なのか

2023/04/16に公開

とある記事を読んだ

この記事を読んで感銘を受けた。
新卒1年目にしてなんて優秀な人なんだろう。
そこで、この方の記事を分析して、何をもって優秀なのかを考えてみようと思う。

この方はなぜ優秀なのか

その記事読んで、

DeNAはさすが大手だ
新卒がこのレベルなんだ

という見方は正解じゃないと思っていて、大手だからとかではなく単純にこの人がアホほど優秀なだけだと思う。
そもそもこのレベルの課題解決能力はたかが面接じゃどう頑張っても見抜けない。

会社労働における大部分は経験値が解決してくれる場面が多いと個人的には感じている。だから新卒は就労経験値が少ないから解決できない課題が多い。この方もその例に漏れず経験値のない新卒であるはずなのになぜこんなに優秀なんだろうかと角度を変えて考えてみたい。

個人的に感じた最大のポイントは、この方が人生における課題解決をストーリー化して考えることが既にできていることが大きい。そして私はそれは就労によって培われるものだと思っていたがそんなことはないらしい。

課題解決のストーリー化とは

目の前に課題があるとき、

  1. その根本的な原因を解析すること
  2. 原因ひとつひとつに対する解決方法を考える
  3. 解決方法を実行する順序を組み立てる
  4. 立てた実行方法に脆弱な部分がないか見直す
  5. いざ実行

このようなステップを通じて論理的に課題を解決していく。
多くの人はこれを忠実に守っていないと思う。
そもそも

その根本的な原因を解析すること

この時点で結構難しい。
多くの場合、課題はひとつの原因によって発生しているわけではなく、複数の原因が絡み合って発生している。
先の記事の例をあげるなら、

課題:なんかAPIが重い
原因:DBが重い

のように原因の細分化をせず、抽象的な原因で終えてしまうといったことはざらにある。

しかし、これは本質的な原因の究明にはなっておらず、

DBが重い
├── テーブルのレコード件数が多い
└── 検索クエリが最適化されていない

というようにもっと具体的な原因を追求することが可能である。

ステップを5段階に分けてストーリー化したものの、最も大事なのがステップ1であり、ステップ1が正しくできる人はステップ2以降も当たり前のようにできるような気がする。

まとめ

優秀な人のそれには理由があり、そこから学びを得て、自らも優秀な人になろう

という自戒も込めたとりとめのないお話でした。

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