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【Findy Team+ Award 2025 を受賞しました】開発生産性向上のために2025年の取り組みを振り返る

に公開

このたび弊社は、「Findy Team+」を利用している約500社の中から、開発生産性スコアが優れたエンジニア組織を表彰する 「Findy Team+ Award 2025」 の「Organization Award Solution Consulting 部門」に選出いただきました!

昨年に続き 2年連続の受賞 となります 🎉

この記事では、受賞のご報告とあわせて、弊社が開発生産性の向上に向けて行ってきた具体的な取り組みをご紹介します。

Findy Team+ とは

Findy Team+ はエンジニアのコミット数やコードレビュー時間などをリアルタイムに収集し、ダッシュボード形式で可視化するサービスです。プロジェクト全体および個人のパフォーマンスを数値で把握できるため、ボトルネックの早期発見や、データドリブンな改善サイクルの実現に役立ちます。

Findy Team+の画面イメージ(公式より抜粋)

2025年に行った取り組み

1. 開発生産性指標の共有とKPI化

弊社では開発生産性を高めるため、Findy Team+ で計測できる以下2つの値について注目しました。

サイクルタイム
マージ済みプルリク数

スプリントごとにこれらの値を開発メンバーに共有し、KPIとして意識付けを行いました。
数値が前スプリントより下がった場合は原因を分析し、次スプリントで改善策を実施するというサイクルを回すことで、メンバー全員が同じ方向を向いて開発に取り組むことができました。

2. タスクの機能単位アサイン

弊社の特徴である「フルスタックエンジニアが多い組織体制」を活かし、タスクを機能単位でアサインしました。
例えば ログイン機能の開発の場合

・ログイン画面の作成
・ログインAPIの作成

これらを同じエンジニアに担当してもらうことで、フロントエンドとバックエンド間のコミュニケーションコストを削減し、結果として サイクルタイムの短縮 につながりました。

3. レビュー負荷の低減

生産性向上には「実装スピード」だけでなく「レビューの効率化」も重要です。
そこでプルリクの粒度を小さくし、レビュワーのレビュー負荷を下げることで、レビューからマージまでに所要する時間をおよそ 4.0 時間 短縮することに成功しました 👏

成果

これらの取り組みの結果、以下の数値を達成することができました。

・サイクルタイム: 10.5h
・マージ済みプルリク数: 2.1件 (エンジニア1人1日あたり)

サイクルタイムが 55.0 時間を下回ると Findy Team+ で「エリートバッジ」が与えられます。
今回の数値が、その水準を大きく上回る高い評価に値するものであることは一目瞭然です。
Findy Team+ の指標を活用した改善サイクルが、組織のパフォーマンス向上に直結したと考えています。

今後の目標

今後は、AIを活用した開発に積極的に挑戦していきます。
Claude Code や MCPサーバーを組み合わせたバイブコーディングを取り入れ、タスク実行を並列化することで、さらなるサイクルタイムの短縮を実現していきます。
こうした取り組みを通じて、

・高い生産性を持続的に発揮できる組織
・技術や市場の変化に柔軟に適応できる強い組織

を目指し、次世代の開発生産性をリードしていきたいと思います💪

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エックスポイントワンではカジュアル面談を随時実施しています。
今回の取り組みについて詳しくお知りになりたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
https://x-point-1.net/

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