プロダクト開発とROI
まえおき
株式会社ウェイブで海外向けコミック配信サイト Coolmic のエンジニアをしている肥沼です。
最近、プロダクト開発ってなんなんだろう?どうやって進めるんだろう?何を考えてばいいんだろう?と考えることが多く色々調べ回ってます。
調べてくとプロダクト開発におけるROIの考え方にたどり着いたのでサクッとまとめたいと思います。
プロダクト開発における考えるべきROI
そもそもROIとは
ROIとは
ROIとは「Return On Investment」の略で、投じた費用に対して、どれだけの利益を上げられたかを示す指標です。
"ROIが高いほど「投資効率が高い」と判断できるため、事業投資を評価・管理する際の基準として重宝されています。
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/sp/contents/column/20221216_roi.html
Investment = 投入量 ⇨ Return = 利益量 の比で
つまり「コスパ」のことです!
ROIが低ければコスパ悪い!ROIが高ければコスパが良い!そんな感じです
プロダクト開発においては
ずばり
Investment | 投入量 | リリースまでにかかったすべてのコスト。企画コスト、開発コスト、運用コストなど |
Return | 課題解決量 | 課題が解決できているかどうか |
通常のROIと異なるのは、Returnが利益量ではないところです。
なぜ利益量ではないかというと
プロダクト開発において、必ずしも短期的に利益に直結するような成果が得られない場合があるためです。
なぜかといえばソフトウェア企業には「時間軸のジレンマ」が存在するからです。
たとえば、新しい機能を実装してリリースしたとしても、短期的には「ユーザーの獲得」などに大きく貢献しない場合があります。
プロダクト開発でROIをどう意識するのか
アジャイルな開発であれば、新規機能や改善を実施するときに、このようなROIを考えると良いでしょう。
Investment | 粒度を小さくしたタスク(機能) |
Return | 不確実性を小さくした"何を得たいのか" |
とにかく「粒度を細かく分解し、不確実性を1つずつ解消する」ことが大切
世の中全てを見通せる人なんて限られてる(と思う)ので、細かく自分たちで分析できる範囲に落とし込むのが重要なんじゃないかなと思います
具体的にはこの記事が説明してくれていますので、ぜひ読んでください!
まとめ
ここでの記事でまとめたことは自分自身まだ実践できていないので、今後は意識してLet's プロダクト開発していきたいと思います。
実践する中で気づきがあれば、また記事します!
もっと理解を深めたい方は↓のサイトを読んでみてください!
参考

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